Contents
- 1 JALカード、種類が多すぎて選べない…
- 2 結論:迷ったらCLUB-Aゴールドカードが軸になる
- 3 JALカード 全グレード年会費一覧(2026年7月現在)
- 4 国際ブランドも実は選べます
- 5 タイプ別診断:あなたに合うのはどのカード?
- 5.1 タイプ①:ほとんど飛行機に乗らない方 → 普通カード(年会費 2,200円)
- 5.2 タイプ②:年に数回、国内線を利用する方 → CLUB-Aカード(年会費 11,000円)
- 5.3 タイプ③:年間決済100万円以上、ラウンジも使いたい方 → CLUB-Aゴールドカード(年会費 17,600円)
- 5.4 タイプ④:新幹線・JR東日本をよく使う方 → JALカードSuica CLUB-Aゴールド(年会費 20,900円)
- 5.5 タイプ⑤:海外旅行がメインの方 → プラチナ(年会費 34,100円)
- 5.6 タイプ⑥:年間決済300万円超のヘビーユーザー → プラチナPro(年会費 77,000円)
- 6 年会費の損益分岐点を計算してみた
- 7 今回の比較対象外としたカード
- 8 全タイプ共通の注意点:Apple Pay・タッチ決済
- 9 まとめ
JALカード、種類が多すぎて選べない…
「JALカードを作りたいけど、種類が多すぎてどれが自分に合うのか分からない」
そんな声を、私のYouTubeチャンネルでも本当によくいただきます。JALカードはグレードだけで5段階、さらにSuica一体型やアメックス、ダイナースなど提携ブランドの違いもあり、公式サイトを見てもなかなか結論にたどり着けません。
この記事では、「年間のカード利用額」と「飛行機の搭乗頻度」という2つの軸から、あなたにぴったりの1枚が見えてくる診断形式でJALカードを比較していきます。
結論:迷ったらCLUB-Aゴールドカードが軸になる
先に結論からお伝えすると、多くの方にとって検討しやすいのは「CLUB-Aゴールドカード」(年会費17,600円)です。

理由はシンプルで、単体で申し込むと4,950円かかる「ショッピングマイル・プレミアム」(還元率2倍)が年会費無料で自動付帯し、空港ラウンジも使えるという、コストパフォーマンスのバランスが良い設計になっているからです。
とはいえ、飛行機にほとんど乗らない方や、逆に年間300万円以上決済するヘビーユーザーの方には別の選択肢が向いています。以下、タイプ別に詳しく見ていきましょう。
JALカード 全グレード年会費一覧(2026年7月現在)
| グレード | 基本年会費(税込・本会員) | 主な例外 | |
| 普通カード | ![]() |
2,200円(入会後1年間無料) | JALアメリカン・エキスプレス®・カードは6,600円 |
| CLUB-Aカード | ![]() |
11,000円 | ― |
| CLUB-Aゴールドカード | ![]() |
17,600円 | JALカードSuica/JALアメックスは20,900円、JALダイナースは34,100円 |
|
Suica CLUB-Aゴールドカード |
![]() |
20,900円 | |
| プラチナ | ![]() |
34,100円 | ― |
| プラチナPro | ![]() |
77,000円 | ― |
同じグレード名でも提携ブランドによって年会費が異なる点は、見落としやすいので要注意です。
国際ブランドも実は選べます

JALカードはJCB・Visa・Mastercardに加えて、アメリカン・エキスプレスやダイナースクラブでも発行されています。
ただし、どのグレードでも全ブランドを選べるわけではありません。たとえばJALカードSuicaはJCBのみ、プラチナProもJCBのみと、グレードごとに選べるブランドが決まっています。申し込む前に、自分の欲しいグレードでそのブランドが選べるかを公式ページでチェックしておいてください。
通常のショッピングマイルの基本レートはどのブランドでも同じですが、Suicaや東急、小田急など提携カードは、鉄道・提携先ポイントの貯まり方が別ルートになるので、そこだけ注意しておいてください。
タイプ別診断:あなたに合うのはどのカード?
※カード券面は一例です。各カード国際ブランドはカード種類により異なります。
タイプ①:ほとんど飛行機に乗らない方 → 普通カード(年会費 2,200円)

いわゆる「陸マイラー」向けの1枚です。日々の生活費の支払いをこのカードに集約するだけで、無理なくマイルを貯められます。1マイルを1円相当と見た場合、年間44万円程度の利用で年会費相当のマイルが貯まる計算です(マイルの価値は使い道により変わるため、あくまで目安です)。
- 還元率:200円=1マイル(0.5%相当)
- 搭乗ボーナスマイル:区間マイルの10%
- 海外旅行保険(自動付帯):傷害死亡・後遺障害 最高1,000万円
- 国内旅行傷害保険(自動付帯):傷害死亡・後遺障害 最高1,000万円
- 買い物保険・ラウンジ:なし
- ※JALアメックス版のみ、条件付きで傷害死亡が最大3,000万円まで上乗せ
タイプ②:年に数回、国内線を利用する方 → CLUB-Aカード(年会費 11,000円)

普通カードに比べて搭乗ボーナスマイルが10%から25%にアップし、国際線ビジネスクラス・チェックインカウンターも利用できます。搭乗ボーナスに加え、付帯保険などの価値も合わせて検討したいカードです。
- 還元率:200円=1マイル(普通カードと同率)
- 搭乗ボーナスマイル:区間マイルの25%(普通カードの10%から大幅アップ)
- 海外旅行保険(自動付帯):傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円、賠償責任2,000万円、傷害・疾病治療費用各150万円
- 国内旅行傷害保険(自動付帯):傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円
- その他:国際線ビジネスクラス・チェックインカウンター利用可
- 買い物保険・ラウンジ:なし
タイプ③:年間決済100万円以上、ラウンジも使いたい方 → CLUB-Aゴールドカード(年会費 17,600円)

先述の通り、今回の診断の中で最も幅広い方におすすめできる1枚です。年間100万円の利用で、通常5,000マイルのところが10,000マイルに。ショッピングマイル・プレミアムの実質無料化分と合わせて、検討しやすいラインに入ってきます。
- 還元率:100円=1マイル(ショッピングマイル・プレミアム自動付帯、2倍)
- 搭乗ボーナスマイル:区間マイルの25%
- 海外旅行保険(自動付帯):傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円、賠償責任2,000万円、携行品損害1旅行50万円(年間100万円限度)
※JCB版のみ条件付きで最大1億円まで上乗せ - 国内旅行傷害保険(自動付帯):傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円
- その他付帯:空港ラウンジ(国内主要空港+ハワイ・ホノルル国際空港)、ショッピング保険(購入日から90日以内の破損・盗難等)、ゴルファー保険(賠償責任最高1億円)
タイプ④:新幹線・JR東日本をよく使う方 → JALカードSuica CLUB-Aゴールド(年会費 20,900円)

JALのマイルとSuicaが1枚になったカードです。モバイルSuicaチャージは1.5%還元、モバイルSuicaグリーン券やえきねっとの新幹線eチケットなど条件を満たすと最大10%還元になります。ただし、Suicaチャージやきっぷ・定期券購入では、マイルではなくJRE POINTが貯まる点に注意してください。
- 還元率:100円=1マイル(CLUB-Aゴールドと同率)
- 搭乗ボーナスマイル:区間マイルの25%
- 海外旅行保険(自動付帯):傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円(CLUB-Aゴールドと同水準)
- 国内旅行傷害保険(自動付帯):傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円。公共交通乗用具の改札口内でのケガも対象という独自の補償あり
- その他:モバイルSuicaチャージ1.5%還元、条件達成で最大10%還元(JRE POINT)。空港ラウンジ・ショッピング保険・ゴルファー保険はCLUB-Aゴールドと同様
タイプ⑤:海外旅行がメインの方 → プラチナ(年会費 34,100円)


世界各国の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」が付帯し、海外旅行保険も最高1億円。ラウンジ・保険・コンシェルジュといったサービス価値で判断する段階のカードです。
- 還元率:100円=1マイル
- 搭乗ボーナスマイル:区間マイルの25%(CLUB-Aゴールドと同率)
- 海外旅行保険(自動付帯):傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円(Amex等)〜1億円(JCB自動付帯分)、賠償責任3,000万円
- 国内旅行傷害保険(自動付帯):傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円
- その他付帯:プライオリティ・パス(世界1,300か所以上のラウンジ)、24時間コンシェルジュ、ショッピング保険(年間最高300万〜500万円)、ゴルファー保険
タイプ⑥:年間決済300万円超のヘビーユーザー → プラチナPro(年会費 77,000円)

年間利用ボーナスとして、300万〜500万円未満の利用で10,000マイル、500万円以上で20,000マイルが加算されます。JALグループ航空券等のアドオンマイルはプラチナにも付帯しているため、プラチナProならではの強みはこの年間利用ボーナス部分です。
- 還元率:100円=1マイル
- 搭乗ボーナスマイル:区間マイルの25%
- 海外旅行保険・国内旅行傷害保険:プラチナと全く同じ内容(保険面での上乗せはなし)
- その他付帯:プラチナの特典に加え、年間利用ボーナス(年間300万円以上500万円未満で10,000マイル、500万円以上で20,000マイル)が追加される点が唯一かつ最大の違い
📌 保険金額についての注記
上記の保険金額・補償内容は、各グレードの代表的なブランド(Visa/Mastercard/Suica/Amex等)の自動付帯分を基準に記載しています。JCBブランドは「カード利用条件分」が加算され、自動付帯分よりも手厚くなる場合があります(例:CLUB-Aゴールドは自動付帯5,000万円→JCB版は条件付きで最大1億円)。詳細は各カードのブランド別ページでご確認ください。
年会費の損益分岐点を計算してみた
動画でも「年会費、結局元は取れるの?」というお話をしましたが、ここではもう少し踏み込んで、数字で確認しておきます。
前提として、マイルの価値は交換先(特典航空券・グッズ交換など)によって大きく変わり、JAL公式が「1マイル=◯円」と定めているわけではありません。ここでは比較のための共通の目安として、1マイル=2円として計算します。実際の価値はこれより高くなることも低くなることもある、という前提でご覧ください。
計算式はシンプルです。
損益分岐点となる年間利用額 =(グレード間の年会費差 − 4,950円)× 100
「4,950円」は、CLUB-Aゴールド以上に自動付帯している「ショッピングマイル・プレミアム」を単体で契約した場合の年会費です。この特典が実質無料になっている分を、年会費差から先に差し引いています。
普通カード(年会費2,200円)を基準にすると、各グレードの損益分岐点は以下の通りです。
| カード | 年会費 | 損益分岐点の目安(年間利用額) |
| CLUB-Aゴールドカード | 17,600円 | 約104.5万円 |
| JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード | 20,900円 | 約137.5万円 |
| プラチナ | 34,100円 | 約269.5万円 |
| プラチナPro | 77,000円 | 約698.5万円 |
CLUB-Aカードは還元率自体が普通カードと変わらない(200円=1マイル)ため、この計算式では算出できません。価値の中心は搭乗ボーナスマイルと国際線ラウンジ利用にあるので、金額ではなく「年に何回JALに乗るか」で判断してください。目安としては、年に2〜3回、国内線をJALで利用される方であれば検討する価値があります。
なお、この表はいずれも「ショッピングマイルの還元率差」のみで算出した、かなり保守的な目安です。空港ラウンジ、旅行保険、搭乗ボーナスマイル、JRE POINT、プラチナProの年間利用ボーナス(300万〜500万円未満で10,000マイル、500万円以上で20,000マイル)といった付帯価値は含まれていません。実際にはこれらの価値も加わるため、体感的にはもっと早く「得」を感じられるケースがほとんどです。
プラチナ(269.5万円)・プラチナPro(698.5万円)になってくると、ショッピングマイルだけで年会費を回収するのはかなり高いハードルになります。正直に言うと、この2つのグレードは「還元率で元を取る」というより、プライオリティ・パスやコンシェルジュ、上質な旅行保険といった「サービスの価値」にお金を払う、という発想に切り替わるグレードです。年間のカード決済額がすでに300万円を超えているような方でなければ、無理に目指す必要はありません。
自分の場合で計算してみましょう
上記の数字はあくまで目安です。ご自身の年間カード利用額を、次の式に当てはめて確認してみてください。
(検討中のグレードの年会費 − 現在お使いのカードの年会費 − 4,950円)÷ 2 × 200 = あなたの損益分岐点
普段の生活費(食費・光熱費・通信費など)をカード払いに集約している方なら、104.5万円という数字は月あたり約8.7万円の計算になるので、意外と手が届く水準だと感じる方も多いのではないでしょうか。
今回の比較対象外としたカード
JALカードには、上記6タイプ以外にも学生専用カードや超高額年会費カードが存在します。参考までにご紹介しておきます。
18歳以上30歳未満の学生の方が対象で、在学期間中は年会費が無料です。学生ならではの特典と付帯保険が用意されており、お子さんやお孫さんが該当する方はチェックしてみる価値があります。

JALラグジュアリーカード(2025年8月新設)
日本航空・ラグジュアリーカード合同会社・株式会社アプラスの提携カードで、年会費は通常版で242,000円、招待制の上位版「Limited」では599,500円という、国内でも最高水準の設定です。カード保有だけでJALの上級会員ステイタスが付与される特徴があり、年間1,000万円規模の決済を行う法人・個人事業主向けの選択肢と言えます。株式会社JALカードが発行する通常のJALカードとは別会社発行である点にもご注意ください。

※学生専用「JALカードnavi」、年会費24万円超の「JALラグジュアリーカード」は今回の6タイプ診断の対象外です。
全タイプ共通の注意点:Apple Pay・タッチ決済
JALカードをApple Payやタッチ決済で使う場合、通常のショッピングマイル自体は積算されますが、イオンやウエルシアなど「JALカード特約店」の2倍マイル特典は、一部を除きApple Pay・タッチ決済だと対象外になります。特約店でしっかり2倍マイルを狙うなら、プラスチックカード本体での決済がおすすめです。
まとめ
- JALカードはグレード5段階+提携ブランドの組み合わせで選択肢が多い
- 迷ったらCLUB-Aゴールドカード(17,600円)が最もバランスの良い選択肢
- 損益分岐点で見ても、CLUB-Aゴールドは年間約104.5万円の利用で元が取れる計算(保守的な目安)
- 飛行機にほとんど乗らない方は普通カード、海外旅行メインの方はプラチナが目安
- プラチナ以上は「元を取る」より「サービスに対価を払う」発想に切り替わる
- 学生の方はJALカードnavi、超高額決済の法人・個人事業主はJALラグジュアリーカードも選択肢に入る
- Apple Pay・タッチ決済は特約店の2倍マイル対象外になる場合があるため要注意
自分のタイプが分かったら、ぜひハピタス経由でお得に申し込んでみてください。
📌 保険金額についての注記
上記の保険金額・補償内容は、各グレードの代表的なブランド(Visa/Mastercard/Suica/Amex等)の自動付帯分を基準に記載しています。JCBブランドは「カード利用条件分」が加算され、自動付帯分よりも手厚くなる場合があります(例:CLUB-Aゴールドは自動付帯5,000万円→JCB版は条件付きで最大1億円)。詳細は各カードのブランド別ページでご確認ください。
※カード券面は一例です。各カード国際ブランドはカード種類により異なります。

