プロパーダイナースプレミアムからANAダイナースプレミアムへ切り替え
クレジットカードにステータスとマイルを求めいていた筆者はやっと最強カードに出会えました。
これからカードを作る方やダイナースクラブカードを検討中の方に、プロパーダイナースプレミアムとANAダイナースプレミアムのどちらも発行経験があり、プロパーカードからANAカードへの乗り換えをした筆者が自分勝手に解説していきます。
ANAカードのススメ
断然、旅行&航空マイル好き、そしてなによりANA好きなら間違いなくANAカードがオススメです。
しかし、筆者が最初に取得したのはプロパー「ダイナースクラブ プレミアムカード」でした。
クレジットカードを作るときは何を重視するのかでの選択肢は人によりたくさんありますが
ステータスとマイル還元率の高さ求めるなら、どちらも兼ね揃えたクレジットカード、
それがANAダイナースプレミアムカードなのです。
偉そうにお伝えしていますが、最初は必要性を感じていませんでした。
プロパー ダイナースとANAダイナースの違いは?
プロパーダイナースクラブカードとANAダイナースクラブカードのように、ダイナースクラブカードは提携会社と発行しているものがあります。
たとえば
ANA・JAL・デルタなどの航空会社提携カードやBMW・ニューオータニなど提携会社などもあります。
その中でもメインカードにするのは、どのクレジットカードが好みに合うのだろうかと考えました。
それぞれ年会費・還元率・付帯保険などを比較すると、さまざまですし、自分にとって何が一番重要なのか?
やはりステータスとマイルということがもっとも重要だと思いました。
しかし、ネックとなるのが年会費です。
そうこれら「ダイナースクラブ プレミアムカード」たちは年会費が半端なく高額なのです。
もちろん「ダイナース ロイヤルプレミアム」や「アメックス センチュリオンカード」なるものは、この世のものとは思えない、もっともっと年会費の高いクレジットカードとなり現時点では非現実的です。
いやいや、絶対むり・・
ダイナースプレミアムカードの年会費は??
ダイナースクラブ プレミアムカード
年会費 143000円!
ANAダイナースクラブ プレミアムカード
年会費 170500円!!
一般カードやゴールドカードに比べると強烈に年会費が高額です。
もともと、プロパーでの年会費もかなり高額でしたが、さらに高額になりますのでかなりの覚悟が必要です。
これはクレジットカードに興味のない人であれば・・いや、そうでなくても、この年会費に見合う恩恵は本当にあるのか??と考えます。
でも持ちたい・・・非常にかっこいいカードですから・・・
最初にプロパーダイナースクラブ プレミアムを選択取得した理由は?
ミーハーな筆者はダイナースクラブと言うブランドに憧れていたため、単純にプロパーのダイナースクラブプレミアムカード一択で取得しました。
クレジットカードを持つようになり、ポイントやマイル、多様なサービス、付帯保険、そしてカード券面自体にも興味を持つようにもなりました。
その中でも勝手に「提携カードよりプロパーカードの方が上級者」のように思えたのです。
しかし、2018年以前のダイナースプレミアムカードと比べると還元率は2%から1.5%へ改悪になりましたし、それに見合うメリットが本当にあるのだろうかと?
それでもその他のカードに比べると、素晴らしい還元率だと思っていましたので、せっせとポイントを貯めておりました。
リワードポイント還元率
国内1.5% 海外2%
1ポイント=1マイル(ANAマイルの場合)
しかしながら、コロナ禍であれだけ外出自粛、旅行自粛だったのに、コロナ対策が緩和されると、出歩きたいし、やはり旅行に行きたいと思ういますよね。
必然的に飛行機の使用も多くなりそうな中、ひとつ問題が出てきました。
マイル年間交換上限??
プロパーダイナースプレミアムのマイル交換先がANAマイルの場合、
「年間交換上限が40000マイルまで」
それ以上マイルに交換出来ない!という事がかなりのネックとなります。
ANAカードはANAマイルへの年間交換上限が無制限は最強!
よく飛行機を使われる方はマイルを意識しますよね?
筆者は普段のショッピングなどで貯まっていくポイントをマイルに交換することが日課になっているいわゆる陸マイラーです。
しかし、筆者が以前使用していたプロパーのダイナースプレミアムカードはマイルへの年間交換上限も改悪されてしまい、家族持ちの方などはとても使い勝手が悪くなってしまいました。
2018年に改悪 ANA年間交換上限80000マイル → 40000マイルに半減
何のためにコツコツとマイルを貯めていくのかというと、もちろんマイル使用!
と言うことだと思うのです。
例えば夫婦2人で沖縄に行く場合は
レギュラーシーズンで15000マイル必要となり、2人で30000マイルとなります。
たくさんのポイントが貯まっていようと、もうその年のマイル交換は残10000マイルでなかなか家族での使用が困難になります。
(もちろんANAスカイコインに交換するというてもあります。)
40000マイルは国内や近場のアジアならまだしも、今後ハワイにでも行こうものなら、一人分のマイルにしかならず、
家族でとなると、一気に効果が薄れてしまうのです。
そのために筆者のように「マイルを貯める」いわゆる陸マイラーで使用している場合はやはり恩恵が受けにくいのです。
今後、海外渡航や国内含め、どんどん規制緩和が進めば正直40000マイル上限は辛すぎます。
もちろん他の提携航空会社へのマイル交換も可能なのですが、交換率が等価以下になってしまいますので、ANA以外は非常に損している気がします。
自分の所持目的を見極めよう!
「目的はマイルを貯めること」であればANAカードが強いに決まってます。
年間交換上限のない「ANAカード」に切り替えた方がいいのかと数ヶ月悩んだ挙句、結局、ANAダイナースプレミアムへの切り替えを決意しました。
もちろん、プロパー ダイナースプレミアムカードのメリットはまだまだあります。
例えば
・ミーハーな場合はお店で出すと個人的に優越感に浸れる
・通常は100円で1.5ポイント貯まり、1ポイントあたり1円相当となり還元率は1.5%となります。
・マイル移行は1ポイント=1マイルです。
・ANA航空券の購入は100円で4.5マイル(還元率4.5%)となりかなりの高還元率
・プライオリティパス
・一休.com ダイヤモンド会員
・コンシェルジュが優秀
・エグゼクティブダイニング
・付帯保険
特典がてんこ盛りというのがひじょうにいいのです。
ANAダイナースへの切替え申込みはかんたん
最初からANAダイナースにしておけばよかったのですが、なんのこだわりかプロパーが魅力的だったのです。
先述しましたが、結局マイル交換の上限問題に辿り着きました。
そこで筆者はプロパーダイナースプレミアムからANAダイナースプレミアムへと鞍替えを考えました。
もちろん鞍替えするにも再度申し込みの上、クレジットカード入会審査が必要になります。
ダイナースクラブ プレミアムカードは申し込み性ではなく、インビテーション制のため、大々的にキャンペーンは告知されていませんが、担当者に確認しプレミアム用のキャンペーンがあるようなのでキャンペー中に申し込みするとよりお得です。
追記:後日プレミアムのキャンペーンで3ヶ月以内に10万円の使用で抽選で140名に200000マイルプレゼントをゲットしました!
ANAダイナースプレミアムカードに切り替え例
①ダイナースクラブプレミアムの担当者に連絡。
②申し込みを行う際にWEBか面会かを選択。(筆者は担当者に話も聞きたかったので直接面会をお願いしました。)
③某ホテルのラウンジで担当者と待ち合わせ、担当者の端末よりオンライン申し込み
④クレジットカードの世間話をしながら、ダイナースロゴ入りのゴルフボールやハンドタオルを頂き申込終了。
そして、審査結果までは2週間程度の時間が必要とのこと。
しかし、約20時間後に審査完了メールが到着、2・3営業日後にカード発送と記載。
結果的に面談申し込みから9日後に家族カード共々到着しました。
既存のリワードポイントは移行できる!?
結論から言うと既存のプロパーダイナースプレミアムのダイナースリワードポイントはANAダイナースプレミアムに移行できません。
せっかく貯めたマイル交換予定のリワードポイントをコロナ禍のせいで使用することができず、どうすんねんという事ですが、もちろん商品に交換したり、キャッシュバックを受けたり、もちろんマイルに交換するかは選択できます。
コロナ禍でなけれんばマイルとして毎年使用していたかもしれませんが機会がなかったわけです。
でも、コロナ禍がようやく落ち着いてきて、いよいよコロナ前に戻れば、よりマイルを活用できるのではないか!?
切り替え時の余ったリワードポイントはこうするしかない
再度ですが、リワードポイントはプロパーダイナースカードからANAダイナースへの移行はできません。
基本的にマイル交換しか考えてないのですが、既にその年に40000マイルを交換してしまった場合、もう年間交換の上限で交換出来ません。(もちろん他社の提携航空会社なら可能です)
最初からわかってはいましたが、ANAダイナースプレミアムにポイント移行できないと言うことで、
翌年まで待つしかありません。しかし、このまま継続しているとプロパーダイナースプレミアムの年会費143000円の支払いがやってきます。
そのため、
プロパーダイナースプレミアムを一旦「平ダイナース」にダウングレードし、リワードポイントを翌年に40000マイル、さらに翌年に40000マイル交換をして退会しようと思います。
しかし、この作戦は平ダイナースとは言え、年会費29200円を交換が終わる年まで支払う必要があり無駄ではあります。
しかもプレミアムと違いANAの年間手数料6600円の支払いが発生するうえ
残ポイント数を考えると3年分の年会費が発生することになります。
よく考えると航空券を買える金額になってしまうので、ここはマイルをあきらめ商品などに交換して、さっさと退会した方がいいのかもしれません。
ANAカードに切り替え後もメインカードとして使用し、還元率1.5%ですから、リワードポイントは相変わらずザクザクと貯まっていくので、やはりこのステータスを兼ね揃えた高還元率は魅力的です。
が、ステータスカードに憧れてようやく持てるようになったのはいいんですが、切り替えたANAダイナースカードにはプロパーダイナースプレミアムと違い、やはりデメリットもありました。
券面、券種、メタルカードが・・
少し前まではどちらのカードもエンボスでカード番号などの情報が券面オモテに表示されていましたが、プロパーは表側の表記が一切なくなりデザインも変わり今風になりました。
しかし、ANAダイナースプレミアムはエンボスで表側の表記は変わってないのです。
これは、時代遅れすぎると言うか、今どきセキュリティ的にどうなんでしょうか・・
これも担当者に面会をしたときに聞いたのですが、プロパーと違い、提携会社との決め事になるらしくダイナースクラブの一存では決定できないとのこと・・・。
そして地味に不便なのが、タッチ決済ができないのです。
使うたびに端末に差し込みになるので、カードも傷だらけなるうえにめんどうです。
そして、プロパーのようにコンパニオンカードやメタルカードはありません。
最近で国内ではあまりダイナースクラブが使えなかった経験はありませんが少々不安です。
プロパー持ちの時にメタルカードが発行され、更新前ににわざわざ2万円を支払い申し込んだのですが今となっては記念品です。
ANAダイナースプレミアムカードも券面エンボスは早々にやめて欲しいですし、タッチ決済できるように改善してほしいと思いますね。
今後、ANAカードを所持するようになり、いわゆるSFC修行を計画中です。
ANAカード券面をスーパーフライヤーズカードに変更できるようにSFC修行解脱を目指しています!
そちらの記事は都度公開していきます。
追記:いよいよSFC修行開始しました!
ANA SFC修行 デビュー戦
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