JALカードの海外手数料が値上がり?ブランド別に影響を完全解説【2026年最新】

JALカードの海外手数料が値上がり?ブランド別に影響を完全解説【2026年最新】

この記事でわかること

  • 2026年秋に実施されるJALカード海外事務処理手数料の改定内容
  • ブランド別(Visa・Mastercard・JCB・アメックス)の影響と据え置き・値上げの区別
  • 実際の負担増を金額ベースで試算した結果
  • JALアメックスユーザーが取るべき対応策

JALカードユーザーへ——海外利用時の「見えないコスト」を把握していますか?

海外旅行でJALカードを使うとき、マイルが貯まる・旅行保険が付帯されているという点を意識している方は多いでしょう。ただ、海外事務処理手数料については気にしたことがない、という方も少なくありません。

明細に「利用金額」として一括表示されるため、手数料がいくら含まれているか見えにくい構造になっています。旅行後に「なんか思ったより高かった」と感じた経験がある方、実はその原因のひとつがこの手数料かもしれません。

2026年の秋、このコストが変わります——ただし、影響を受けるのは特定のブランドのみです。


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海外事務処理手数料とは

クレジットカードで海外決済をおこなうと、現地通貨から日本円への換算が発生します。この際、カード会社が設定する換算レートに上乗せされる手数料が「海外事務処理手数料」です。

カードによっておおむね1.6%〜3.85%の範囲に設定されており、一見小さな数字に見えますが、年間の海外利用額が大きくなるほど負担も積み上がります。マイルを積極的に貯めているユーザーにとっては、ポイント還元で得た分を手数料で失うという逆効果になりかねない費用です。


【2026年最新】JALカード ブランド別・海外事務処理手数料の影響一覧

ブランド現行手数料改定後手数料改定時期影響
JAL Visa3.63%(税込)3.63%(据え置き)✅ 影響なし
JAL Mastercard3.63%(税込)3.63%(据え置き)✅ 影響なし
JAL JCB1.60%(非課税・JCB独自)変更なし✅ 影響なし
JAL アメリカン・エキスプレス2.00%(税込)3.43%(税込)2026年11月16日利用分〜⚠️ 値上げ

ちなみに

JALダイナース
・現行:2.00%(非課税)※2025年12月1日改定済み(改定前1.30%)
・今回の改定:対象外(既に改定済みのため据え置き)
・影響:⚠️ 既に値上げ済み(2025年12月に1.30%→2.00%へ改定)

今回の改定で値上げとなるのは、JALアメリカン・エキスプレス・カードのみです。

他にもJAL AMEX一般カード・JAL AMEXプラチナカードがあります

JAL VisaカードやJAL JCBカードをお持ちの方は、今回の改定による影響はありません。


なぜJALアメックスだけが値上げになるのか

JALアメリカン・エキスプレス・カードは、JALカード株式会社とアメリカン・エキスプレスのライセンスを受けた三菱UFJニコスが発行・運営しています。

三菱UFJニコスは2026年、発行するカード全般において海外事務処理手数料を改定すると発表しました。金融情勢の変化および海外取引に関連するコスト増加が主な理由です。

三菱UFJニコス発行カードの改定内容(参考)は以下のとおりです。

  • Visa / Mastercard:税込3.85% → 4.50%
  • JCB:税込2.04% → 4.34%
  • アメリカン・エキスプレス:2.00% → 4.30%

JALアメックスはこのアメックスブランド区分に該当しますが、JALカードとの提携条件により、三菱UFJニコス単体カードの4.30%より低い**3.43%**に設定されています。

なお、JAL Visa・MastercardもJALブランドとして三菱UFJニコスが発行していますが、今回の改定対象外となり3.63%で据え置きとなっています。


改定による負担増を試算

海外での1回の決済(50,000円の場合)

手数料金額
改定前(2.00%)1,000円
改定後(3.43%)1,715円
差額+715円

年間の海外利用が30万円の場合

手数料負担
改定前(2.00%)6,000円
改定後(3.43%)10,290円
年間の負担増約+4,300円

1回あたりでは軽微に見えますが、旅行のたびに積み重なることを考えると、年間ベースで把握しておくことが重要です。


重要:改定後もJALアメックスはJAL Visa/Masterより低い

見落とされがちなポイントとして、改定後もJALアメックスはJAL Visa/Mastercardより低い手数料率を維持します。

  • JALアメックス(改定後):3.43%
  • JAL Visa / Mastercard(据え置き):3.63%

「手数料が上がるから乗り換え」と反射的に動く前に、この点を確認しておくことが大切です。


JALアメックスをどう評価するか——メリット・デメリットの整理

デメリット(率直に)

改定前の2.00%は、JALカードラインナップの中でも際立って低い水準でした。それが3.43%になるという点は、海外利用コストとして明確なデメリットです。「手数料の安さを主目的にJALアメックスを選んでいた」という方には、見直しの余地があります。

メリット(引き続き有効)

ただし、JALアメックスにはカード会社固有の特典があります。

  • 空港ラウンジアクセス(アメックス提携ラウンジ)
  • ホテル優待・旅行関連特典
  • 海外旅行傷害保険の付帯
  • 改定後もJAL Visa/Masterより低い手数料率

手数料だけを切り取って判断するのではなく、これらの特典を含めたトータルコストで考えることを推奨します。


タイプ別・対応ガイド

JALアメックス保有者の方

値上がりは事実ですが、改定後の3.43%はJAL Visa/Masterの3.63%より低い水準です。特典もそのまま活きるため、基本的には継続利用で問題ありません。「手数料の安さを最優先に選んでいた方」だけ、他の選択肢との比較検討をおすすめします。

JAL Visa・Mastercard保有者の方

今回は据え置きです。引き続き安心して海外利用できます。

JAL JCBカード保有者の方

今回の改定対象外です。ただしJCBブランドは海外加盟店が少ない地域も存在するため、渡航先によってはVisa/MastercardブランドのサブカードをGetaway(補完用)として持っておくと安心です。

全員に共通する注意点

日本語のウェブサイトやオンラインショップでの購入であっても、外貨建て請求になるケースがあります。特に海外ブランドのECサイトを日本語インターフェースで利用する場合、気づかないうちに外貨決済になっていることがあります。オンラインショッピングでもカード選択を意識することで、不要なコストを防げます。


まとめ

  • 今回の改定でJALカードが値上げになるのはJALアメリカン・エキスプレス・カードのみ
  • JAL Visa・MastercardおよびJAL JCBは変更なし(据え置き)
  • JALアメックスは2.00%→3.43%へ(2026年11月16日利用分より)
  • 改定後もJALアメックスはJAL Visa/Mastercardの3.63%より低い
  • 手数料以外の特典は変わらず有効

まずは自分のJALカードのブランドを確認し、必要に応じて対応を検討してください。


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