こんにちは、いわっさんです!
「エグゼクティブ会員を解約しようかな…」
「リワードってどうなるの?」
「返金はいつまで受けられる?」
「解約のベストタイミングってどこ?」
こうした疑問は、コストコをよく利用している人には意外と共通しています。
特にエグゼクティブは 年会費10,560円(うち5,280円がアップグレード費) と決して安くないため、
- 行く回数が減った
- リワードが思ったより貯まらない
- 元が取れていない気がする
など、解約を検討するタイミングは誰にでも訪れます。
しかし、解約のタイミングを間違うと、
- 翌年付与予定のリワードが“ゼロ”になる
- 返金を受けられない
- エグゼクティブに戻せない期間が発生する
といった「損」に直結する落とし穴もあります。
この記事では、
エグゼクティブ会員を損せず解約するための全知識 をまとめています。
■ コストコ エグゼクティブ会員の仕組みと特徴
| 項目 | 通常会員(ゴールドスター) | エグゼクティブ会員 |
|---|---|---|
| 年会費(税込) | 5,280円 | 10,560円 |
| アップグレード費 | ― | 5,280円 |
| リワード還元率 | なし | 2% |
| リワード利用場所 | ― | 店舗のみ(オンライン不可) |
| リワード利用者 | ― | 会員本人のみ |
| 有効期限 | 1年間 | 1年間 |
| 更新時の注意点 | ― | 2月のリワード受取前の解約はNG |
コストコは会員制で、入店には必ず会員証が必要です。
会員区分は以下の4種類。
| 会員区分 | 年会費(税込) |
|---|---|
| ゴールドスター(一般) | 5,280円 |
| ビジネスメンバー | 5,280円 |
| エグゼクティブゴールドスター | 10,560円 |
| エグゼクティブビジネス | 10,560円 |
エグゼクティブは「通常会員年会費+アップグレード費」という構造で、
アップグレード費は 5,280円(改定後) です。
● エグゼクティブ特典は“リワード2%”
- 年間の購入額 × 2%が翌年2月に付与
- 店舗支払いのみ使用可
- 本人のみ利用可能
メリットはあるものの、利用頻度によっては得にならず、
「思ったよりリワードが貯まらない」という声は非常に多いです。
■ なぜエグゼクティブをやめたくなるのか?
実際に多い理由をまとめると次の通りです。
● よくある悩み・解約理由
- コストコに以前ほど行かなくなった
- リワードが思ったほど貯まらない
- 食材が大容量すぎてロスが出る
- 店が遠く、移動コストが高い
- 年会費負担が重い
- 支払いがMastercard縛りで不便
特に「大容量 → 冷凍庫パンパン → 使い切れずに廃棄」は、
エグゼクティブ利用者の“あるある”です。
私自身も「お得に違いない!」と思ってアップグレードしましたが、
行く頻度が下がったらリワードはほとんど伸びず“元が取れない典型例”になりました。
■ 【損益分岐点】どれくらい買えば元が取れるのか?
| 会員タイプ | 還元率 | 損益分岐点(月) | 損益分岐点(年) |
|---|---|---|---|
| エグゼクティブのみ | 2% | 約22,000円 | 約264,000円 |
| グローバルカード併用 | 3.5% | 約12,600円 | 約151,200円 |
エグゼクティブの価値は 年間の購入額 で決まります。
● エグゼクティブ単体(2%還元)
- アップグレード費:5,280円
- 還元率:2%
5,280円 ÷ 2% = 年間264,000円
→ 月換算:約22,000円
● コストコグローバルカード併用(3.5%還元)
- エグゼクティブ2%
- グローバルカード1.5% = 合計 3.5%還元
5,280円 ÷ 3.5% = 年間約151,200円
→ 月換算:約12,600円
● 結論(損益分岐点)
- 月1万円前後 → グローバルカード併用なら元を取りやすい
- 月1万円未満 → エグゼクティブ不要の可能性大
- ガソリンを入れる人 → リワードが伸びやすい
■ 解約は「店舗のみ」|オンライン不可
エグゼクティブ会員の解約は オンラインではできません。
必ず店舗のメンバーシップカウンターで手続きが必要です。
● 解約の流れ
- メンバーシップカウンターで「エグゼクティブをやめたい」と伝える
- 本人確認(会員証・身分証)
- 解約 or ダウングレードを選択
- 該当する場合は返金
- エグゼクティブカードを返却
- 通常会員に戻る場合は、その場でカード再発行
重要ポイントとして、
解約後12ヶ月間はエグゼクティブに戻せない
という制限があるので、慎重に判断してください。
■ 【超重要】リワード失効の落とし穴
ここが最重要ポイントです。
● エグゼクティブのリワード付与は“翌年2月”
例:
2024年の買い物 → 2025年2月にリワード付与
❌ つまり「1月末までに解約すると…」
→ 翌年2月に付与されるはずだったリワードが 0円 になります。
これは知らない人が非常に多い“危険ゾーン”です。
● 鉄則
リワードを受け取ってから解約する
これだけで損は防げます。
■ 解約には2種類ある
| 項目 | ダウングレード | 完全退会 |
|---|---|---|
| 会員種別 | 通常会員へ戻る | コストコ会員自体をやめる |
| 返金額 | アップグレード費(残月に応じて返金) | 年会費最大 10,560円 |
| リワードの扱い | 解約前に必ず使用 | 解約前に必ず使用 |
| 再入会 | すぐ可能 | 制限がかかる場合あり |
| 手続き場所 | 店舗カウンター | 店舗カウンター |
エグゼクティブをやめる方法は2パターンあります。
① ダウングレード(通常会員へ戻る)
- エグゼクティブ → ゴールドスターにもどす
- アップグレード費の残額が返金される可能性あり(月割計算)
- コストコ自体は続けたい人に最適
② 完全退会(コストコ自体をやめる)
- 最大9,900円まで返金される可能性あり
- 再入会に制限がかかるケースあり
- コストコ利用頻度が極端に低い人向け
■ 年会費が返金される条件|満足保証制度
コストコには「Membership Guarantee(満足保証)」があります。
● 返金の条件
- 会員の有効期限内
- エグゼクティブ費は月割・日割で計算
- 加入時期によって返金額が変動
迷っている人ほど早めに行動したほうが有利です。
■ 【結論】損しないベストな解約タイミング
すべての要素を踏まえて、もっとも損をしないタイミングは以下の通りです。
● 更新月が1月の人
- リワードが大きい → 2月受取後に解約
- リワードが小さい → 1月末までに解約(返金優先)
● 更新月が1月以外の人
- 2月に前年分のリワードを受け取る
- 更新月の最終日までに解約
→ リワードもアップグレード費の返金も両方取れる“最もお得な解約ルート”。
| タイミング | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 1月末までに解約 | アップグレード費の返金を最大化できる | 翌年2月のリワードを受け取れない |
| 2月にリワード受取後 | リワードを確実に受け取れる | アップグレード費が減額される可能性 |
| 更新月の最終日 | リワード+返金の両取りが可能(1月以外の更新月の人) | タイミング管理が重要 |
■ 解約前のチェックリスト(忘れると損)
- リワード残高を必ず確認
- 必ず使い切ってから解約
- 更新月をチェック
- 会員証・身分証の準備
- グローバルカードのポイントも確認
■ コストコグローバルカード(オリコ)の解約方法
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 解約窓口 | オリコカードセンター(電話のみ) |
| 必要な手続き | 本人確認 → 解約申請 |
| カード処理 | ICチップごとハサミで切断 |
| ポイント | 解約前に必ず使用 |
| コストコ会員との関係 | 会員解約とは別手続きが必要 |
エグゼクティブの解約とは別に、
コストコグローバルカード(オリコ)も別途手続きが必要です。
● 解約手順
- カード裏面の「オリコカードセンター」に電話
- 本人確認
- 解約を申請
- カードをICチップごと切断
- オリコポイントは事前に使い切る
■ まとめ|損しないエグゼクティブ解約のポイント
最後に重要ポイントを整理します。
- エグゼクティブの元が取れるラインは「月12,600〜22,000円」
- 解約は店舗カウンターのみ(オンライン不可)
- 1月末の解約はリワードが消える可能性
- ベストタイミングは「2月受取 → 更新月末の解約」
- ダウングレードと完全退会の違いを理解
- グローバルカードは別途オリコで解約
この記事をチェックすれば、
返金もリワードも“取りこぼしゼロ”でエグゼクティブ会員を卒業できます。
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