ANA SFCに切り替えできないカードとは?対応カード一覧と正しい手続きを徹底解説【2026年最新版】

「せっかくSFC対象のステータスを達成したのに、切り替えられなかった…」
そんな悲劇、聞いたことありませんか?

ANAカードを使って修行を頑張り、ダイヤモンドサービスやプラチナサービスにようやく手が届いた。ところが実際にSFC(スーパーフライヤーズカード)へ申し込もうとしたら、「そのカードはSFC切り替え非対応です」と言われてしまう——。

実はこれ、決して珍しいケースではありません。ANAカードなら何でもSFCに切り替えられると思い込んでいる方が本当に多いんです。

この記事では、

– ANA SFCに切り替えできないカードの一覧
– 切り替え可能なカードの見分け方
– 「同一ブランド」と「異なるブランド」で全く違う手続きの中身
– SFCカード全8種類の年会費・保険・特典の違い

を、一次情報ベースで徹底的に整理しました。

結論:この5枚のカードはSFCに切り替えできません

先に結論からお伝えします。以下のカードをお持ちの方は、そのままではSFCに切り替えられません。

カード名 理由
ANA VISA Suicaカード
ANA To Me CARD PASMO JCB

(ソラチカカード)

ANA To Me CARD PASMO JCB ゴールド

(ソラチカゴールドカード)

ANA東急ポイントクラブQ PASMO マスターカード
ANA VISA nimocaカード

またANAの学生カードや法人カードもSFCへの申し込み対象外です。

これらのカードで修行をしても、そのカード自体をSFCに切り替えることはできません。

プラチナ・ダイヤモンドの資格を達成した後に気づくと、SFCへの申し込みは「新規申し込み」扱いとなり、あらためて審査を受ける必要があります。審査に落ちれば、修行の成果が無駄になってしまうことも。

今のうちに、自分が持っているANAカードがSFC切り替え対象かどうか、必ず確認しておきましょう。

なお、SFCに申し込めるのはダイヤモンドサービス・プラチナサービスのメンバー、またはANAグループ便でライフタイムマイル100万マイルに到達した方のみです。カードが対応していても、この資格を満たしていなければ申し込みはできません。

SFCへの切り替えは「同一ブランド」と「異なるブランド」で全然違う

対応カードだったとしても、もう一つ知っておくべきことがあります。それは、切り替え手続きの中身が「同一ブランド内」か「異なるブランドへ」かで大きく変わるという点です。

同一国際ブランド内での切り替え

すでにSFCカードを持っていて上位クラスに切り替えたい方、または現在お持ちのANAカードと同じブランドのSFCへ切り替えたい方が対象です。

– ANAお客様番号は変更なし

-クレジットカード番号は、VISA・マスターの一般→SFC一般、ゴールド→SFCゴールドへの切り替えなら変更なし。AMEXは下4桁のみ変更

– JCB・ダイナースは、クレジットカード番号が変更になります* ANAお客様番号は変更なし

– クレジットカード番号は、VISA・マスターの一般→SFC一般、ゴールド→SFCゴールドへの切り替えなら変更なし。AMEXは下4桁のみ変更

– JCB・ダイナースは、クレジットカード番号が変更になります

– 年会費はSFCの年会費が新たに請求される(ANAダイナースの場合は差額請求)

※AMEXにはSFC一般という区分が存在しないため、AMEX一般カードから切り替える場合も、切替先は必ずSFCゴールドになります。

 

異なるブランドへの切り替え

JCBからVISAのSFCへ、あるいは楽天ANAマイレージクラブカードのような提携カードからSFCへ切り替える場合がこれに当たります。

提携カードは自動的にSFCになるわけではなく、SFC切り替え可能なANAカードへあらためて申し込む必要があります。

最大の注意点は、ANAお客様番号もクレジットカード番号も両方変わるという点です。お客様番号が変わると、これまで貯めていたマイルと新カードで貯まるマイルが一旦分散されます。申込書に旧お客様番号を記入すれば統合されますが、これを忘れると「マイルが減った?」という事態になりかねません。

クレジットカード番号も変わるため、公共料金やサブスクの自動引き落とし設定はすべて登録し直しが必要です。

そのほか、以下の点はどちらのパターンでも共通です。

– 楽天Edyの残高は移行不可
– 既存の家族カードは自動的に切り替わる
– カード到着まで約3〜4週間
– 本人確認書類が必須

申し込み方法は、JCBブランドならオンラインで完結しますが、ダイナース・AMEX・VISA・マスターはANAマイレージクラブ・サービスセンターへの問い合わせが基本です。希望ブランド・希望グレード・家族会員の要否と人数は事前に決めておくとスムーズです。

なお、SFCカードは法人カードとしては発行されていません。ANAの法人カードをお使いの方は、個人名義であらためて申し込む必要があります。


SFCカードは全8種類。階層別の年会費・保険・特典比較

SFCカードは「一般」「ゴールド」「プレミアム」の3階層、合計8種類に分かれます。

※ANAダイナースSFCは名前の響きに反して、年会費・補償のポジションとしては「ゴールド」階層に入ります。

一般カード(JCB・VISA・Mastercard)

項目 内容
年会費(本会員) 11,275円
年会費(家族会員) 5,610円
海外旅行傷害保険 自動付帯・最高5,000万円
国内航空傷害保険 ANA航空券購入時、最高5,000万円
ラウンジ ANAラウンジ・United Club、同行者1名まで無料

コストを抑えつつSFCの基本特典が欲しい方向け。ただし家族特約や賠償責任などの補償は、ゴールド以上と比べると薄めです。

ゴールド階層(JCB・VISA・Mastercard・ANAダイナースSFC・AMEXゴールドSFC)

カード 本会員年会費 家族会員年会費 特徴
JCBワイドゴールドSFC 16,500円 8,250円 傷害・疾病治療費用 最高300万円、旅行保険(利用付帯込み)最高1億円、ショッピング保険500万円/90日間
VISA・MastercardゴールドSFC 16,500円 8,250円 傷害・疾病治療費用は最高150万円とJCBの半分。ただしショッピング保険は300万円/200日間とJCBより長期補償
ANAダイナースSFC 34,100円 13,750円 保険水準はJCBワイドゴールドに近い。レストラン優待・コンシェルジュ等の体験系特典に強み。マイル無期限
AMEXゴールドSFC 34,100円→42,900円(2026年9月2日改定) 17,050円→21,450円(2026年9月2日改定) ANA便利用時のマイル還元率が高い。改定後は利用ボーナスマイルや羽田ラウンジ特典が追加

JCBは旅行保険重視、VISA・Mastercardはショッピング保険の補償期間重視、ダイナースは体験系特典重視、AMEXはANA便利用者向け——と、ブランドごとに一長一短があります。

要注意:AMEXゴールドSFCは2026年9月2日に年会費改定が予定されています。アメックス公式では「スーパーフライヤーズ・ゴールド・カードも含む」と明記されているため、SFC版も対象です。この記事をご覧のタイミングによっては、すでに新年会費(本会員42,900円・家族21,450円)になっている可能性があります。

プレミアム階層(JCB・VISAプラチナ・AMEX・ダイナース)

カード 本会員年会費 家族会員年会費 特徴
JCBプレミアムSFC 77,000円 4,400円 JCBプラチナサービス特典に加え、ANAグループ利用でJ-POINTとマイルが通常の2倍。プライオリティ・パス(プレステージ)が本会員に付帯。プレミアム階層の中では唯一、招待なしで最も低い年会費から申し込める
VISAプラチナプレミアムSFC 96,800円 4,400円 ANAグループ航空券のマイル還元率3.5%。入会・継続時に10,000マイル、SFC継続特別ボーナス2,000マイルを毎年進呈。国内ANAラウンジは本会員無料、プライオリティ・パス(プレステージ)は家族会員まで無料。24時間対応のプラチナコンシェルジュも利用可能
AMEXプレミアムSFC 165,000円→187,000円(2026年9月2日改定) 無料(4枚まで) 家族カードが4枚まで無料になるのが最大の強み。プライオリティ・パス(プレステージ)付帯。招待不要で、条件を満たせば自分で申し込める
ダイナースプレミアムSFC

※招待制(インビテーション)

198,000円 無料 招待制(インビテーション)カードで、条件を満たしても自動的に案内が来るとは限らない。最高1億円の旅行傷害保険が自動付帯。プライオリティ・パス無料に加え、国内空港ラウンジは同伴者1名も無料。プレミアム エグゼクティブ ダイニングなど体験系特典が特に充実

保険はどのブランドも最高1億円クラス・家族特約付き。コンシェルジュサービスや高級レストラン優待、上位ラウンジなど、プレミアムならではの特典が加わります。年会費の差は、家族カードが有料か無料か、マイル還元率がどこまで上がるかに直結します。

注意点として、SFCカードは1人1枚までしか持てません。複数ブランドを同時に持つことも、複数ブランド分の申込書を取り寄せることもできないため、どのブランドにするかは事前にしっかり決めておく必要があります。

こんな人にはこのSFCカードがおすすめ

コスパ重視の方 → 一般カード(年会費11,275円〜)
旅行保険の手厚さも欲しい方 → JCBワイドゴールドSFC
ショッピング保険の補償期間を長く取りたい方 → VISA・MastercardゴールドSFC
レストラン優待やコンシェルジュなど体験系特典を重視する方→ ANAダイナースSFC
ANA便利用頻度が高く、マイル還元率を重視する方 → AMEXゴールドSFC
家族カードを複数枚、無料で持ちたい方 → AMEXプレミアムSFC

例えば一般カードとJCBワイドゴールドSFCの年会費差は5,225円ですが、旅行保険の上限が5,000万円から最高1億円、ショッピング保険が付帯するなど補償内容は大きく変わります。年間の海外旅行で1回でも保険を使う可能性を考えると、この差額は決して高くないと感じる方も多いはずです。

まとめ

– SFCに切り替えられないカードは、ANA VISA Suica・ソラチカカード・ソラチカゴールド・東急ClubQ PASMOマスター・VISA nimocaの5枚、および学生カード
– SFCに申し込めるのはダイヤモンド・プラチナサービスのメンバー、またはライフタイムマイル100万マイル到達者のみ
– 同一ブランド内の切り替えはお客様番号・カード番号がそのまま引き継がれるが、異なるブランドへの切り替えは両方変わるため、マイル統合と自動引き落とし設定の再登録が必須
– SFCカードは一般・ゴールド・プレミアムの3階層、全8種類。年会費は11,275円〜198,000円と幅広い
– SFCカードは1人1枚までしか持てない

– AMEXゴールド・プレミアムSFCは2026年9月2日に年会費改定予定

いかがだったでしょうか?まずは自分の持っているANAカードがSFC切り替え対象かどうか、一覧と照らし合わせて確認してみてください。対象外だった場合は、修行が実を結ぶ前に、切り替え可能なカードへの見直しを検討することをおすすめします。


※本記事の内容は2026年8月時点の情報です。年会費・特典内容は各カード会社の判断により変更される場合がありますので、お申し込みの際は必ず各社公式サイトで最新情報をご確認ください。

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