どもーいわっさんです!
親と一緒に国内旅行するときや、遠くに住む親が、私らや孫の顔を見に来るとき。飛行機と新幹線、どっちを使っていますか?
最近は物価も交通費も上がっていますよね。年末年始の帰省をやめる家族もいれば、親に来てもらう家族もいて、動き方は家ごとにいろいろです。この記事は、その中の一つの答えとして読んでください。
私も親と一緒に旅行したとき、「親の分って、シニア割で安くならんのかな?」と思ったことがあります。でも、JALとANAのシニア割は、当日にならないと予約できません。親との旅行で、当日まで席が取れるか分からないのはさすがに無理があるので、そのときは使いませんでした。
ところが2026年10月1日の乗車分から、新幹線に65歳以上向けの「EX 65+割」が始まりました。こちらは1か月前から予約できます。「これなら新幹線のシニア割で決まりちゃうかな?」と思って、東京〜新大阪と東京〜博多の2区間で、飛行機と比べてみました。
最終更新:2026年10月28日 ※運賃・条件は2026年10月28日時点で各社の公式サイトで確認したものです。運賃は日や便、席の残り方で変わり、制度も変わることがあります。予約の前に、必ず各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。
この記事でわかること
- JALの「当日シニア割引」、ANAの「シニア」、新幹線の「EX 65+割」の条件の違い
- 東京〜新大阪・東京〜博多で、実際にいくら違ったか(2026年10月28日の当日検索)
- EX 65+割が使えない日(週末・祝日・年末年始)と、年末年始でも使える日にちのずらし方
- シニア割の入口になるカード(JALカード・ANAカード・スマートEX)と、マイル・JRのポイントの違い
- 自分のマイルで親を乗せるときの必要マイルと、年末に使ったときの「1マイル何円」
結論:親の日にちを平日にずらす。ずらせない日は、マイルの特典と早めの割引運賃を同時に探す
先に結論です。
- 親の日にちを平日にずらせるなら、新幹線のEX 65+割。 値段だけなら飛行機のシニア割のほうが安いのですが、当日にならないと取れません。日にちを決めて動くなら、1か月前に取れて変更も無料の新幹線です
- 当日ふらっと行けるなら、飛行機のシニア割が一番安いです。 ただし席が残っていればの話です
- 年末年始なら、12月24日(木)に来て、1月6日(水)か7日(木)に帰ってもらう。 これでEX 65+割の対象日になります
- 日にちをずらせないときは、日にちが決まったその日に、自分のマイルの特典航空券と、早めに買う割引運賃を両方探します。 特典が取れたらそれでよし、取れなかったら割引運賃をすぐ押さえます
ちなみに、JAL・ANAのシニア割も、EX 65+割も、使えるのは65歳からです。私ら50代はまだ使えません(笑)。でも、親の旅行の手配をするのは私ら世代が多いですし、10年後の自分の話でもあります。
YouTubeでもご覧ください↓
この記事の内容は、YouTubeでも話しています。当日の朝に実際に調べた検索画面や、年末の運賃の画面は、動画のスライドで見られます。
1. 3つのシニア割の中身
JAL「当日シニア割引」
- 対象:満65歳以上で、JALカード会員か、お客さま情報を登録したJMB会員
- 予約:搭乗日の当日0時から
- 片道のみ。予約の変更はできない
- 座席の数に限りがある
- マイル:普通席で50%
ANA「シニア」
- 対象:満65歳以上で、ANAマイレージクラブ会員かANAカード会員
- 予約:当日0時から
- 片道のみ。変更はできない
- マイル:50%
条件はJALとほぼ同じです。以前は「スマートシニア空割」という名前でしたが、今は「シニア」に変わっています。
新幹線「EX 65+割」
- 対象:スマートEXかエクスプレス予約の会員で、乗車日に65歳以上の本人だけ
- 区間:東海道・山陽・九州新幹線。のぞみにも乗れる
- 予約:乗車日の1か月前から
- 発車前なら何回でも無料で変更できる
- 席の数に限りがある
- 使える日:基本は月曜から木曜だけ。金・土・日と祝日は対象外。年末年始(12月28日〜1月5日)も対象外
- 期間:今のところ2027年3月31日までの期間限定
JR「ジパング倶楽部」もあるけれど
JRには昔からある「ジパング倶楽部」もあります。
- 対象:満65歳以上(会員本人のみ)
- 年会費:3,840円(個人会員。夫婦会員は2024年4月1日で新規受付終了)
- JR線を営業キロ100kmを超えて乗るとき、きっぷが2割引か3割引
- 使えない期間:4月27日〜5月6日、8月10日〜19日、12月28日〜翌1月6日
JRの在来線の旅行なら、かなり使えます。ただし、新幹線の「のぞみ」「みずほ」は特急料金が割引になりません。東京〜新大阪・東京〜博多なら、のぞみに乗りたいですよね。なので、この記事ではEX 65+割を新幹線の代表として比べます。
2. 値段を比べてみた(東京〜新大阪・東京〜博多)
新幹線:EX 65+割は「約1割引き」
EX 65+割の値段は公式に出ています。のぞみの普通車指定席、通常期の片道です。
- 東京〜新大阪:12,930円
- 東京〜博多:20,990円
私がふだん使っているスマートEXの通常の値段は、東京〜新大阪で14,520円。差は1,590円で、約1割の割引です。
「シニア割」と聞くと、半額くらいになりそうな気がしますよね。でも実際は1割引きです。
しかも新幹線は、これから値上がりします。JR東海・JR西日本・JR九州が2026年10月16日に発表したもので、「のぞみ」「みずほ」の指定席の料金が、2027年7月1日の購入分から上がります。駅で買う東京〜新大阪の指定席は14,720円から15,420円へ、私がふだん使っているスマートEXも14,520円から15,220円へ、どちらも700円の値上げです。
※EX 65+割は、今のところ2027年3月31日までの期間限定の商品です。値上げ後に続くか、続いたらいくらになるかは、2026年10月28日時点では発表されていません。
飛行機:当日の朝7時半に調べてみた
飛行機のシニア割は、当日0時にならないと予約できません。そこで、2026年10月28日(水)の朝7時半ごろに、JALとANAの公式サイトで調べました。
羽田〜伊丹は、JALの当日シニア割引が10,930円、ANAのシニアが11,480円。同じ日に当日ふつうに買う一番安い運賃は、JALが16,540円、ANAが17,860円でした。シニア割のほうが6,000円前後安いです。
羽田〜福岡は、JALが17,740円、ANAが18,620円。当日ふつうに買うと、JALが41,940円、ANAが44,140円です。2万4千円から2万5千円くらい安く、半額以下になります。
比較表
| 区間 | JAL 当日シニア割引 | ANA シニア | 当日ふつうに買う最安 | 新幹線 EX 65+割 |
|---|---|---|---|---|
| 東京〜大阪(羽田〜伊丹/東京〜新大阪) | 10,930円 | 11,480円 | JAL 16,540円/ANA 17,860円 | 12,930円 |
| 東京〜福岡(羽田〜福岡/東京〜博多) | 17,740円 | 18,620円 | JAL 41,940円/ANA 44,140円 | 20,990円 |
| 新幹線との差(大阪) | 2,000円安い | 1,450円安い | — | — |
| 新幹線との差(博多) | 3,250円安い | 2,370円安い | — | — |
※飛行機は2026年10月28日(水)朝7時半ごろのJAL・ANA公式サイトの検索結果、新幹線はEX 65+割の通常期の公式の値段(片道・普通車指定席)。EX 65+割は季節で値段が変わります。
運賃だけで比べると、大阪も博多も、飛行機のシニア割のほうが安いです。ただし、空港までの電車代は別です。それを足すと、大阪は差がだいぶ縮まります。博多は、それでも飛行機が安いです。
でも「当日の朝に席が残っていたら」の話
この値段は、当日の朝に席が残っていたらの話です。
私が見た朝から昼の便では、ANAは伊丹も福岡も、シニアの値段が出ていたのは1便だけでした。ほかの便はシニアの値段がもう出ておらず、ふつうの運賃で買うしかない状態です。JALも、伊丹行きは朝7時35分の便が満席で、10,930円で出ていたのは10時35分の便からでした。
シニアの席は便ごとに数が決まっているので、朝の時点で残っている便は少なかったです。1か月前に取れて、変更も無料なのは新幹線のほうです。
かかる時間も比べる
- 東京〜新大阪:のぞみで2時間半ほど。駅から乗れる新幹線もかなり便利です
- 東京〜博多:のぞみで約5時間。飛行機なら乗っている時間は2時間ほど
東京〜博多を新幹線で約5時間。私でもしんどいのに、70代の親ならなおさらですよね。
3. EX 65+割は週末と年末年始に使えない
使えない日をもう一度
- 金曜・土曜・日曜
- 祝日
- 年末年始(12月28日〜1月5日)
- 祝日の前後の平日(2026年度は11月2日(月)と2月22日(月))
ジパング倶楽部も、12月28日〜1月6日、ゴールデンウィーク、お盆は使えません。
親と旅行するのも、親が孫の顔を見に来るのも、だいたい週末か年末年始ですよね。一番使いたい日に使えないんです。
では飛行機のシニア割はというと、当日0時からしか予約できません。年末年始の混む日に、当日まで席が取れるか分からないのは、親からしたら不安でしかたないと思います。私が前に使うのをあきらめたのも、まさにこれです。
つまりシニア割は、「平日に動ける人」か「当日ふらっと行ける人」のための割引なんです。
裏を返すと、平日に動けたら使える
仕事を引退した親なら、平日に動ける可能性は高いと思います。混む日を外して、親のほうに日にちをずらしてもらうイメージです。
年末年始の例
- 行き:12月24日(木)に来てもらう
- 帰り:1月6日(水)か1月7日(木)
どれもEX 65+割の対象日です。ちょっと長めに泊まってもらう形ですけどね(笑)。
ただし席の数には限りがあるので、1か月前の朝10時、予約が始まったらすぐ取ってください。
週末に来てもらうとき
木曜に来て、月曜に帰ってもらえば、両方とも対象日です。ただ、祝日の月曜(11月23日・1月11日・3月22日など)や、11月2日・2月22日の月曜は使えないので、予約の前にスマートEXの対象日カレンダーで確かめてください。
親が孫の顔を見に来るときなら、これはかなり使いやすいです。一緒に旅行するときは、私らの仕事の休みもあるので、そう簡単にはずらせませんよね。そのときは、このあとのマイルの話です。
4. シニア割の入口には「カード」がある
JAL:JALカードがあれば年齢の登録がいらない
JALの当日シニア割引は、JMB会員なら、公的な書類で生年月日を登録する必要があります。でも、クレジット機能付きのJALカードを持っている人は、入会のときに生年月日を確認済みなので、この登録がいりません。
JALの当日シニア割引の条件や運賃の例、いいところ・悪いところは、以前の記事にまとめています。 ▶ JAL当日シニア割引の記事 → https://justdoitjustdoit.com/jalsiniawari/
ANA:会員になっておく
ANAの「シニア」は、ANAマイレージクラブ会員かANAカード会員が対象です。当日あわてないように、前もって会員になっておいてください。
新幹線:スマートEXの登録+マイナンバーカード
EX 65+割は、ちょっとハードルが高いです。
- スマートEXの会員登録には、クレジットカードの登録が必要(スマートEX自体は年会費無料)
- それに加えて、EXアプリでマイナンバーカードを読み取って登録する
私がスマートEXに登録したのはサービスが始まったころで、手間だった記憶はあまりありません。でもEX 65+割は、そこにマイナンバーカードの読み取りまで加わります。70代の親が自分でやるのは、なかなか大変だと思います。ここは私らの出番ですね。
5. マイルは飛行機、新幹線はJRのポイント
飛行機のシニア割はマイルが付く
- JAL当日シニア割引:普通席で50%
- ANAシニア:50%
搭乗のマイルは、乗った親の口座に貯まります。さらに、航空券をクレジットカードで払えば、カードのポイントやマイルも付きます。
新幹線にもJRのポイントがある
新幹線には搭乗のマイルはありません。スマートEXは登録したクレジットカードで払うので、まずそのカードのふだんのポイントが付きます。
それに加えて、JRのポイントの仕組みがあります。乗る新幹線の会社によって、貯まるポイントが違います。
東海道新幹線(東京〜新大阪)=JR東海「EXポイント」
- エクスプレス予約やスマートEXで、チケットレスで乗ると付く
- ふつうに東京〜新大阪の普通車指定席を買うと、エクスプレス予約で83ポイント、スマートEXで41ポイント
- JR東海ツアーズのホテルや旅行商品に使える
山陽新幹線(新大阪〜博多)=JR西日本「WESTERポイント」
- JR西日本のクレジットカード「J-WESTカード」でエクスプレス予約を使うと、貯まるポイントが基本の3倍、最大5%
- ゴールドカードなら最大5.5%
- 前もって登録が必要。きっぷを受け取って乗るとポイントは付かないので、登録した交通系ICカードで乗る
※EX 65+割でEXポイントやWESTERポイントが付くかは、公式のページに書かれていませんでした(2026年10月28日確認)。使う前に、スマートEXのサイトで確かめてください。
マイルとJRのポイントは同じではない
JRのポイントは、それぞれの会社のお店やきっぷ、旅行に使うポイントです。航空会社のマイルのように、特典航空券や上級会員にはつながりません。
- 親が飛行機のマイルを貯めているなら飛行機
- JRをよく使うなら、その会社のカードと新幹線
親のふだんの動き方で選んでください。
なお、東北・上越・北陸新幹線のJR東日本は、カードもポイントも割引の仕組みも事情がまったく違います。東日本の新幹線と飛行機の比べっこは、次の動画でやる予定です。
6. 自分のマイルで親を乗せる
家族に使える条件
JALもANAも、特典航空券は家族にも使えます。
- ANA:前もって「特典利用者登録」をしておけば、家族の分も取れる(最大10名)
- JAL:会員本人、配偶者、二親等以内の親族などが使える。会員本人が乗らず、親だけでもOK
つまり、私らが自分で貯めたマイルで、親を乗せられます。
※「親のマイルと自分のマイルを合わせて使えるか」は、ANAカードファミリーマイル・JALカード家族プログラムとも、本会員と生計を同じにしている家族が対象です(ANAはさらに同居が条件)。生計が別の親は入れないので、自分のマイルで親の特典航空券を取るのが現実的です。
何マイル要るか(片道)
| 区間 | ANA(年末年始はハイシーズン) | JAL(基本マイル) | JAL 特典航空券PLUSの最大 |
|---|---|---|---|
| 羽田〜伊丹 | 9,000マイル | 6,500マイルから | 28,000マイル |
| 羽田〜福岡 | 10,500マイル | 8,500マイルから | 43,500マイル |
※ANAの年末年始(2026年12月24日〜12月31日、2027年1月1日〜1月6日)はハイシーズン。JALのPLUSの最大は公式の早見表の区分(Cゾーン・Eゾーン)の値で、路線や空席で変わります。
ANAの国内線特典航空券には「使えない期間」がありません。年末年始も、席さえあれば取れます。
……と言いたいところなのですが、年末年始の特典航空券は取りにくいです。これは本当です。
- 特典で使える席は、便ごとに数が決まっている
- ANAは搭乗日の355日前の朝9時から予約できるが、人気の日はすぐに埋まる
- 便によっては、予約が始まった日から特典の席がないこともある
JALは「基本マイル」の席が埋まっていても、マイルを追加で払えば取れることがあります(特典航空券PLUS)。ただ、そのぶんマイルがかなり増えます。
それと、特典航空券で乗ると、親にマイルは付きません。ここも覚えておいてください。
ずらせない日は「特典」と「早めの割引運賃」を同時に見る
日にちが決まったら、その日のうちに、特典航空券の空席と、早めに買う割引運賃を両方見ます。
- 特典が取れたら、それでよし
- 取れなかったら、そのまま割引運賃を押さえる
特典の空きを待っている間に、割引運賃の安い席も売れていくので、同時に見るんです。
年末に使うと、1マイルは何円になる?
比べるのは、親が実際に買う値段です。10月の終わりに、ANAで12月29日(火)を調べました。年末の帰省がいちばん混むあたりです。
羽田〜伊丹(12月29日)
- 一番安い運賃:13,790円(朝6時20分の便・残り2席)
- 昼の便:17,000円〜18,000円台
- 13,790円 ÷ 9,000マイル = 1マイル約1.5円
- 同じ日のスマートEX(東京〜新大阪)は14,920円。こちらで割っても1マイル約1.7円
羽田〜福岡(12月29日)
- 一番安い運賃:29,730円(朝6時40分のスターフライヤー運航便・残り1席)
- ANAの便だと33,140円から
- 29,730円 ÷ 10,500マイル = 1マイル約2.8円
大阪くらいの距離だと1マイル1.5円くらい、博多まで行くと3円近くになります。必要なマイルは1,500マイルしか違わないのに、運賃は倍くらい違うんです。なので、遠いほどマイルで乗る値打ちが上がります。
逆に、JALで特典航空券PLUSになって、マイルが2倍、3倍に増えたら、1マイルの価値はその分下がります。そのときは、無理にマイルを使わなくてもいいと思います。
平日の安い日にシニア割で乗れるなら、わざわざマイルを使う必要もありません。安い日にマイルを使うのは、もったいないです。
同じ年末でも、日によって値段がけっこう違う
- 福岡:大みそかと元日なら17,080円から。29日より1万2千円くらい安い
- 伊丹:29日以外は11,810円から
29日をやめて、31日に来てもらうのも手ですね。
※12月29日を含む年末の運賃は、2026年10月28日にANA公式サイトで検索した結果です。席の残り方で変わります。
7. 当日0時より前に取れる飛行機のシニア割もある
「飛行機のシニア割は当日0時から」というのは、JAL・ANAの話です。ほかの航空会社には、もっと前から予約できるシニア向けの運賃があります。
スターフライヤー「スターシニア」(満65歳以上)
- 予約開始日から当日まで買える(2027年3月27日搭乗分まで発売中)
- 路線は羽田〜福岡・北九州・関西(関空)・山口宇部など。大阪は伊丹ではなく関空
- 年末年始も使える。羽田〜福岡は片道21,230円から。12月25日〜1月3日は26,070円(羽田の旅客施設使用料580円は別)
- 使用料を足しても、さっきのANAの12月29日の一番安い運賃(29,730円)より安い
- 予約の変更はできない。出発前に取り消しても運賃の約60%がかかる
スカイマーク「シニアメイト1」(満60歳以上)
- 搭乗日の前日、朝7時から予約できる(当日0時のJAL・ANAより1日早い)
- 予約の変更はできない
どちらも席の数には限りがあり、路線や便によっては出ていないこともあります。搭乗の手続きでは、生年月日が分かる公的な書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)を見せます。
8. 私ならこうする
私の答えです。
- まず、親の日にちを平日にずらせるか考える
- ずらせるなら、新幹線のEX 65+割。日にちを決めて動くなら、1か月前に取れて変更も無料の新幹線
- 当日ふらっと行けるなら、飛行機のシニア割が一番安い
- 年末年始なら、12月24日に来て、1月6日か7日に帰ってもらう
- ずらせない日は、日にちが決まったその日に、マイルの特典航空券と早めの割引運賃を両方探す。特典が取れたらラッキー、取れなかったら割引運賃をすぐ押さえる
年末年始は、シニア割も特典も割引運賃も早い者勝ちです。シニア割が使えないと分かってから慌てても遅いので、日にちが決まったらすぐ動きます。
マイルは円ではありません。同じ1マイルでも、使う日で価値が変わります。年末年始の高い日に基本のマイル数で取れたら、博多なら1マイル3円近く、大阪でも1.5円くらいにはなります。
もちろん、交通費が高いから今年は会うのをやめておく、オンラインで顔を見る、という家族もあると思います。それも一つの形です。この記事は、親に来てもらう、親と一緒に旅行する、と決めたときの私の答えです。
ふだんのカード決済で貯めたマイルを、親孝行に使う。取れたらラッキー、くらいの気持ちで、でも早めに探す。私は、これがマイルのええ使い方だと思っています。
親に伝える3つ
- ①新幹線のシニア割は平日だけ。 週末と年末年始は使えない。割引も東京〜新大阪で約1割
- ②飛行機のシニア割は当日0時から。 席が残っていたら新幹線より安い。JALカードがあれば年齢の登録はいらない
- ③年末年始に来てもらうなら、まず平日にずらせるか考える。 12月24日に来て、1月6日か7日に帰れば新幹線のシニア割が使える。ずらせなかったら、日にちが決まった時点で、私のマイルの特典と早めの割引運賃を両方探す
よくある質問(FAQ)
Q. 50代でも使えるシニア割はありますか?
JAL・ANAのシニア割とEX 65+割は65歳からです。50代向けでは、JALの「JMB G.G WAONカード」が55歳から作れます。入会金・年会費は無料で、会員の間に貯めたマイルの有効期限が、ふつうの36か月から60か月に延びます。入会すると1,000円相当のe JALポイントももらえます。航空会社のシニア向け運賃では、スカイマークの「シニアメイト1」が60歳からです。
Q. EX 65+割は家族の分もまとめて予約できますか?
できません。EX 65+割を使えるのは、乗車日に65歳以上の会員本人1人だけで、一緒に乗る人の分はこの商品では予約できません。親の分は、親本人のスマートEX(またはエクスプレス予約)の会員登録と、EXアプリでのマイナンバーカードの登録が必要です。
Q. 年末年始にEX 65+割を使う方法はありますか?
12月28日〜1月5日は対象外なので、その期間を外します。たとえば12月24日(木)に来て、1月6日(水)か7日(木)に帰れば対象日です。予約は1か月前の朝10時から。席の数に限りがあります。
Q. 自分のマイルで親の特典航空券を取れますか?
取れます。ANAは前もって「特典利用者登録」が必要で、JALは二親等以内の家族なら使えます。会員本人が乗らなくても大丈夫です。ただし特典航空券で乗った親には、マイルは付きません。
Q. 親と自分のマイルを合算できますか?
ANAカードファミリーマイルもJALカード家族プログラムも、本会員と生計を同じにしている家族が対象です(ANAは同居も条件)。生計が別の親は対象外なので、自分のマイルで親の特典航空券を取るのが現実的です。くわしい条件は各社の窓口でご確認ください。
Q. 当日0時より前に取れる飛行機のシニア割はありますか?
スターフライヤーの「スターシニア」(65歳以上)は予約開始日から買えます。スカイマークの「シニアメイト1」(60歳以上)は搭乗日の前日、朝7時から予約できます。どちらも予約の変更はできません。
まとめ
- JAL・ANAのシニア割は当日0時から。席が残っていれば、大阪も博多も新幹線のEX 65+割より安い
- EX 65+割は1か月前から予約でき、変更も無料。ただし月〜木だけで、週末・祝日・年末年始(12/28〜1/5)は使えない。割引は東京〜新大阪で約1割
- だから、親の日にちを平日にずらす。年末年始なら12月24日に来て、1月6日か7日に帰る
- ずらせない日は、マイルの特典航空券と早めの割引運賃を同時に探す
- 年末に基本マイルで取れたら、博多で1マイル約2.8円、大阪で約1.5円
- スターフライヤー「スターシニア」なら、羽田〜福岡は年末年始も前もって予約できる
まずは、親が次に来る日を、平日にずらせるか聞いてみてください。
公式情報・参考資料
- JAL 当日シニア割引:https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/fare/rule/seniorcitizen-fare/ — 対象・予約開始・JALカード会員は生年月日の登録が不要
- ANA シニア:https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/plan/fare/domestic/senior/ — 対象・予約開始・マイル積算率
- スマートEX「EX 65+割」:https://smart-ex.jp/product/65plus/ — 値段・発売日・マイナンバーカードの登録
- EX 65+割 対象日カレンダー(PDF):https://smart-ex.jp/product/65plus/pdf/applicable_date.pdf — 使えない日
- JR東海 ジパング倶楽部:https://railway.jr-central.co.jp/tickets/zipangu-club/ — 年会費・割引・使えない期間
- ANA 国内線特典航空券 必要マイル(シーズン・必要マイルチャート):https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/amc/award/domestic/terms/ — 年末年始のシーズンと必要マイル
- JAL 国内線特典航空券 ご利用条件:https://www.jal.co.jp/jp/ja/jalmile/use/jal/domestic-award/conditions.html — 使える家族の範囲
- スターフライヤー スターシニア:https://www.starflyer.jp/fare/fare_list/fws.html — 運賃・期間・取消手数料
- スカイマーク シニアメイト1:https://www.skymark.co.jp/ja/fare/seniormate1.html — 予約開始・対象年齢
- JR西日本ほか プレスリリース(EXサービスの価格改定・2026年10月16日):https://www.westjr.co.jp/press/article/2026/10/16/items/261016_00_press_exyoyaku.pdf — スマートEXの値上げ
- ANAカードファミリーマイル:https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/anacard/familymile/ — 合算の条件
- JALカード家族プログラム:https://www.jal.co.jp/jalcard/function/jfp.html — 合算の条件
- JMB G.G WAONカード:https://www.jal.co.jp/jp/ja/jalmile/card/GG/ — 対象年齢・マイルの有効期限
関連記事
- JAL当日シニア割引の記事 → https://justdoitjustdoit.com/jalsiniawari/
- シニアの格安航空券の記事 → https://justdoitjustdoit.com/senior-kakuyasu/
いわっさんのスペシャルリンク集 → https://links.justdoitjustdoit.com/
Around50s Iwassan チャンネル → https://www.youtube.com/@iwassan50s

