シニア割、飛行機と新幹線どっちが得?JAL・ANAとEX 65+割を東京〜大阪・博多で比べたら|50代が親の移動で損しない順番

シニア割、飛行機と新幹線どっちが得?JAL・ANAとEX 65+割を東京〜大阪・博多で比べたら|50代が親の移動で損しない順番

どもーいわっさんです!

親と一緒に国内旅行するときや、遠くに住む親が、私らや孫の顔を見に来るとき。飛行機と新幹線、どっちを使っていますか?

最近は物価も交通費も上がっていますよね。年末年始の帰省をやめる家族もいれば、親に来てもらう家族もいて、動き方は家ごとにいろいろです。この記事は、その中の一つの答えとして読んでください。

私も親と一緒に旅行したとき、「親の分って、シニア割で安くならんのかな?」と思ったことがあります。でも、JALとANAのシニア割は、当日にならないと予約できません。親との旅行で、当日まで席が取れるか分からないのはさすがに無理があるので、そのときは使いませんでした。

ところが2026年10月1日の乗車分から、新幹線に65歳以上向けの「EX 65+割」が始まりました。こちらは1か月前から予約できます。「これなら新幹線のシニア割で決まりちゃうかな?」と思って、東京〜新大阪と東京〜博多の2区間で、飛行機と比べてみました。

最終更新:2026年10月28日 ※運賃・条件は2026年10月28日時点で各社の公式サイトで確認したものです。運賃は日や便、席の残り方で変わり、制度も変わることがあります。予約の前に、必ず各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。

この記事でわかること

  • JALの「当日シニア割引」、ANAの「シニア」、新幹線の「EX 65+割」の条件の違い
  • 東京〜新大阪・東京〜博多で、実際にいくら違ったか(2026年10月28日の当日検索)
  • EX 65+割が使えない日(週末・祝日・年末年始)と、年末年始でも使える日にちのずらし方
  • シニア割の入口になるカード(JALカード・ANAカード・スマートEX)と、マイル・JRのポイントの違い
  • 自分のマイルで親を乗せるときの必要マイルと、年末に使ったときの「1マイル何円」

結論:親の日にちを平日にずらす。ずらせない日は、マイルの特典と早めの割引運賃を同時に探す

先に結論です。

  • 親の日にちを平日にずらせるなら、新幹線のEX 65+割。 値段だけなら飛行機のシニア割のほうが安いのですが、当日にならないと取れません。日にちを決めて動くなら、1か月前に取れて変更も無料の新幹線です
  • 当日ふらっと行けるなら、飛行機のシニア割が一番安いです。 ただし席が残っていればの話です
  • 年末年始なら、12月24日(木)に来て、1月6日(水)か7日(木)に帰ってもらう。 これでEX 65+割の対象日になります
  • 日にちをずらせないときは、日にちが決まったその日に、自分のマイルの特典航空券と、早めに買う割引運賃を両方探します。 特典が取れたらそれでよし、取れなかったら割引運賃をすぐ押さえます

ちなみに、JAL・ANAのシニア割も、EX 65+割も、使えるのは65歳からです。私ら50代はまだ使えません(笑)。でも、親の旅行の手配をするのは私ら世代が多いですし、10年後の自分の話でもあります。


YouTubeでもご覧ください↓

この記事の内容は、YouTubeでも話しています。当日の朝に実際に調べた検索画面や、年末の運賃の画面は、動画のスライドで見られます。


1. 3つのシニア割の中身

JAL「当日シニア割引」

  • 対象:満65歳以上で、JALカード会員か、お客さま情報を登録したJMB会員
  • 予約:搭乗日の当日0時から
  • 片道のみ。予約の変更はできない
  • 座席の数に限りがある
  • マイル:普通席で50%

ANA「シニア」

  • 対象:満65歳以上で、ANAマイレージクラブ会員かANAカード会員
  • 予約:当日0時から
  • 片道のみ。変更はできない
  • マイル:50%

条件はJALとほぼ同じです。以前は「スマートシニア空割」という名前でしたが、今は「シニア」に変わっています。

新幹線「EX 65+割」

  • 対象:スマートEXかエクスプレス予約の会員で、乗車日に65歳以上の本人だけ
  • 区間:東海道・山陽・九州新幹線。のぞみにも乗れる
  • 予約:乗車日の1か月前から
  • 発車前なら何回でも無料で変更できる
  • 席の数に限りがある
  • 使える日:基本は月曜から木曜だけ。金・土・日と祝日は対象外。年末年始(12月28日〜1月5日)も対象外
  • 期間:今のところ2027年3月31日までの期間限定

JR「ジパング倶楽部」もあるけれど

JRには昔からある「ジパング倶楽部」もあります。

  • 対象:満65歳以上(会員本人のみ)
  • 年会費:3,840円(個人会員。夫婦会員は2024年4月1日で新規受付終了)
  • JR線を営業キロ100kmを超えて乗るとき、きっぷが2割引か3割引
  • 使えない期間:4月27日〜5月6日、8月10日〜19日、12月28日〜翌1月6日

JRの在来線の旅行なら、かなり使えます。ただし、新幹線の「のぞみ」「みずほ」は特急料金が割引になりません。東京〜新大阪・東京〜博多なら、のぞみに乗りたいですよね。なので、この記事ではEX 65+割を新幹線の代表として比べます。

2. 値段を比べてみた(東京〜新大阪・東京〜博多)

新幹線:EX 65+割は「約1割引き」

EX 65+割の値段は公式に出ています。のぞみの普通車指定席、通常期の片道です。

  • 東京〜新大阪:12,930円
  • 東京〜博多:20,990円

私がふだん使っているスマートEXの通常の値段は、東京〜新大阪で14,520円。差は1,590円で、約1割の割引です。

「シニア割」と聞くと、半額くらいになりそうな気がしますよね。でも実際は1割引きです。

しかも新幹線は、これから値上がりします。JR東海・JR西日本・JR九州が2026年10月16日に発表したもので、「のぞみ」「みずほ」の指定席の料金が、2027年7月1日の購入分から上がります。駅で買う東京〜新大阪の指定席は14,720円から15,420円へ、私がふだん使っているスマートEXも14,520円から15,220円へ、どちらも700円の値上げです。

※EX 65+割は、今のところ2027年3月31日までの期間限定の商品です。値上げ後に続くか、続いたらいくらになるかは、2026年10月28日時点では発表されていません。

飛行機:当日の朝7時半に調べてみた

飛行機のシニア割は、当日0時にならないと予約できません。そこで、2026年10月28日(水)の朝7時半ごろに、JALとANAの公式サイトで調べました。

羽田〜伊丹は、JALの当日シニア割引が10,930円、ANAのシニアが11,480円。同じ日に当日ふつうに買う一番安い運賃は、JALが16,540円、ANAが17,860円でした。シニア割のほうが6,000円前後安いです。

羽田〜福岡は、JALが17,740円、ANAが18,620円。当日ふつうに買うと、JALが41,940円、ANAが44,140円です。2万4千円から2万5千円くらい安く、半額以下になります。

比較表

区間 JAL 当日シニア割引 ANA シニア 当日ふつうに買う最安 新幹線 EX 65+割
東京〜大阪(羽田〜伊丹/東京〜新大阪) 10,930円 11,480円 JAL 16,540円/ANA 17,860円 12,930円
東京〜福岡(羽田〜福岡/東京〜博多) 17,740円 18,620円 JAL 41,940円/ANA 44,140円 20,990円
新幹線との差(大阪) 2,000円安い 1,450円安い — —
新幹線との差(博多) 3,250円安い 2,370円安い — —

※飛行機は2026年10月28日(水)朝7時半ごろのJAL・ANA公式サイトの検索結果、新幹線はEX 65+割の通常期の公式の値段(片道・普通車指定席)。EX 65+割は季節で値段が変わります。

運賃だけで比べると、大阪も博多も、飛行機のシニア割のほうが安いです。ただし、空港までの電車代は別です。それを足すと、大阪は差がだいぶ縮まります。博多は、それでも飛行機が安いです。

でも「当日の朝に席が残っていたら」の話

この値段は、当日の朝に席が残っていたらの話です。

私が見た朝から昼の便では、ANAは伊丹も福岡も、シニアの値段が出ていたのは1便だけでした。ほかの便はシニアの値段がもう出ておらず、ふつうの運賃で買うしかない状態です。JALも、伊丹行きは朝7時35分の便が満席で、10,930円で出ていたのは10時35分の便からでした。

シニアの席は便ごとに数が決まっているので、朝の時点で残っている便は少なかったです。1か月前に取れて、変更も無料なのは新幹線のほうです。

かかる時間も比べる

  • 東京〜新大阪:のぞみで2時間半ほど。駅から乗れる新幹線もかなり便利です
  • 東京〜博多:のぞみで約5時間。飛行機なら乗っている時間は2時間ほど

東京〜博多を新幹線で約5時間。私でもしんどいのに、70代の親ならなおさらですよね。

3. EX 65+割は週末と年末年始に使えない

使えない日をもう一度

  • 金曜・土曜・日曜
  • 祝日
  • 年末年始(12月28日〜1月5日)
  • 祝日の前後の平日(2026年度は11月2日(月)と2月22日(月))

ジパング倶楽部も、12月28日〜1月6日、ゴールデンウィーク、お盆は使えません。

親と旅行するのも、親が孫の顔を見に来るのも、だいたい週末か年末年始ですよね。一番使いたい日に使えないんです。

では飛行機のシニア割はというと、当日0時からしか予約できません。年末年始の混む日に、当日まで席が取れるか分からないのは、親からしたら不安でしかたないと思います。私が前に使うのをあきらめたのも、まさにこれです。

つまりシニア割は、「平日に動ける人」か「当日ふらっと行ける人」のための割引なんです。

裏を返すと、平日に動けたら使える

仕事を引退した親なら、平日に動ける可能性は高いと思います。混む日を外して、親のほうに日にちをずらしてもらうイメージです。

年末年始の例

  • 行き:12月24日(木)に来てもらう
  • 帰り:1月6日(水)か1月7日(木)

どれもEX 65+割の対象日です。ちょっと長めに泊まってもらう形ですけどね(笑)。

ただし席の数には限りがあるので、1か月前の朝10時、予約が始まったらすぐ取ってください。

週末に来てもらうとき

木曜に来て、月曜に帰ってもらえば、両方とも対象日です。ただ、祝日の月曜(11月23日・1月11日・3月22日など)や、11月2日・2月22日の月曜は使えないので、予約の前にスマートEXの対象日カレンダーで確かめてください。

親が孫の顔を見に来るときなら、これはかなり使いやすいです。一緒に旅行するときは、私らの仕事の休みもあるので、そう簡単にはずらせませんよね。そのときは、このあとのマイルの話です。

4. シニア割の入口には「カード」がある

JAL:JALカードがあれば年齢の登録がいらない

JALの当日シニア割引は、JMB会員なら、公的な書類で生年月日を登録する必要があります。でも、クレジット機能付きのJALカードを持っている人は、入会のときに生年月日を確認済みなので、この登録がいりません。

JALの当日シニア割引の条件や運賃の例、いいところ・悪いところは、以前の記事にまとめています。 ▶ JAL当日シニア割引の記事 → https://justdoitjustdoit.com/jalsiniawari/

ANA:会員になっておく

ANAの「シニア」は、ANAマイレージクラブ会員かANAカード会員が対象です。当日あわてないように、前もって会員になっておいてください。

新幹線:スマートEXの登録+マイナンバーカード

EX 65+割は、ちょっとハードルが高いです。

  • スマートEXの会員登録には、クレジットカードの登録が必要(スマートEX自体は年会費無料)
  • それに加えて、EXアプリでマイナンバーカードを読み取って登録する

私がスマートEXに登録したのはサービスが始まったころで、手間だった記憶はあまりありません。でもEX 65+割は、そこにマイナンバーカードの読み取りまで加わります。70代の親が自分でやるのは、なかなか大変だと思います。ここは私らの出番ですね。

5. マイルは飛行機、新幹線はJRのポイント

飛行機のシニア割はマイルが付く

  • JAL当日シニア割引:普通席で50%
  • ANAシニア:50%

搭乗のマイルは、乗った親の口座に貯まります。さらに、航空券をクレジットカードで払えば、カードのポイントやマイルも付きます。

新幹線にもJRのポイントがある

新幹線には搭乗のマイルはありません。スマートEXは登録したクレジットカードで払うので、まずそのカードのふだんのポイントが付きます。

それに加えて、JRのポイントの仕組みがあります。乗る新幹線の会社によって、貯まるポイントが違います。

東海道新幹線(東京〜新大阪)=JR東海「EXポイント」

  • エクスプレス予約やスマートEXで、チケットレスで乗ると付く
  • ふつうに東京〜新大阪の普通車指定席を買うと、エクスプレス予約で83ポイント、スマートEXで41ポイント
  • JR東海ツアーズのホテルや旅行商品に使える

山陽新幹線(新大阪〜博多)=JR西日本「WESTERポイント」

  • JR西日本のクレジットカード「J-WESTカード」でエクスプレス予約を使うと、貯まるポイントが基本の3倍、最大5%
  • ゴールドカードなら最大5.5%
  • 前もって登録が必要。きっぷを受け取って乗るとポイントは付かないので、登録した交通系ICカードで乗る

※EX 65+割でEXポイントやWESTERポイントが付くかは、公式のページに書かれていませんでした(2026年10月28日確認)。使う前に、スマートEXのサイトで確かめてください。

マイルとJRのポイントは同じではない

JRのポイントは、それぞれの会社のお店やきっぷ、旅行に使うポイントです。航空会社のマイルのように、特典航空券や上級会員にはつながりません。

  • 親が飛行機のマイルを貯めているなら飛行機
  • JRをよく使うなら、その会社のカードと新幹線

親のふだんの動き方で選んでください。

なお、東北・上越・北陸新幹線のJR東日本は、カードもポイントも割引の仕組みも事情がまったく違います。東日本の新幹線と飛行機の比べっこは、次の動画でやる予定です。

6. 自分のマイルで親を乗せる

家族に使える条件

JALもANAも、特典航空券は家族にも使えます。

  • ANA:前もって「特典利用者登録」をしておけば、家族の分も取れる(最大10名)
  • JAL:会員本人、配偶者、二親等以内の親族などが使える。会員本人が乗らず、親だけでもOK

つまり、私らが自分で貯めたマイルで、親を乗せられます。

※「親のマイルと自分のマイルを合わせて使えるか」は、ANAカードファミリーマイル・JALカード家族プログラムとも、本会員と生計を同じにしている家族が対象です(ANAはさらに同居が条件)。生計が別の親は入れないので、自分のマイルで親の特典航空券を取るのが現実的です。

何マイル要るか(片道)

区間 ANA(年末年始はハイシーズン) JAL(基本マイル) JAL 特典航空券PLUSの最大
羽田〜伊丹 9,000マイル 6,500マイルから 28,000マイル
羽田〜福岡 10,500マイル 8,500マイルから 43,500マイル

※ANAの年末年始(2026年12月24日〜12月31日、2027年1月1日〜1月6日)はハイシーズン。JALのPLUSの最大は公式の早見表の区分(Cゾーン・Eゾーン)の値で、路線や空席で変わります。

ANAの国内線特典航空券には「使えない期間」がありません。年末年始も、席さえあれば取れます。

……と言いたいところなのですが、年末年始の特典航空券は取りにくいです。これは本当です。

  • 特典で使える席は、便ごとに数が決まっている
  • ANAは搭乗日の355日前の朝9時から予約できるが、人気の日はすぐに埋まる
  • 便によっては、予約が始まった日から特典の席がないこともある

JALは「基本マイル」の席が埋まっていても、マイルを追加で払えば取れることがあります(特典航空券PLUS)。ただ、そのぶんマイルがかなり増えます。

それと、特典航空券で乗ると、親にマイルは付きません。ここも覚えておいてください。

ずらせない日は「特典」と「早めの割引運賃」を同時に見る

日にちが決まったら、その日のうちに、特典航空券の空席と、早めに買う割引運賃を両方見ます。

  • 特典が取れたら、それでよし
  • 取れなかったら、そのまま割引運賃を押さえる

特典の空きを待っている間に、割引運賃の安い席も売れていくので、同時に見るんです。

年末に使うと、1マイルは何円になる?

比べるのは、親が実際に買う値段です。10月の終わりに、ANAで12月29日(火)を調べました。年末の帰省がいちばん混むあたりです。

羽田〜伊丹(12月29日)

  • 一番安い運賃:13,790円(朝6時20分の便・残り2席)
  • 昼の便:17,000円〜18,000円台
  • 13,790円 ÷ 9,000マイル = 1マイル約1.5円
  • 同じ日のスマートEX(東京〜新大阪)は14,920円。こちらで割っても1マイル約1.7円

羽田〜福岡(12月29日)

  • 一番安い運賃:29,730円(朝6時40分のスターフライヤー運航便・残り1席)
  • ANAの便だと33,140円から
  • 29,730円 ÷ 10,500マイル = 1マイル約2.8円

大阪くらいの距離だと1マイル1.5円くらい、博多まで行くと3円近くになります。必要なマイルは1,500マイルしか違わないのに、運賃は倍くらい違うんです。なので、遠いほどマイルで乗る値打ちが上がります。

逆に、JALで特典航空券PLUSになって、マイルが2倍、3倍に増えたら、1マイルの価値はその分下がります。そのときは、無理にマイルを使わなくてもいいと思います。

平日の安い日にシニア割で乗れるなら、わざわざマイルを使う必要もありません。安い日にマイルを使うのは、もったいないです。

同じ年末でも、日によって値段がけっこう違う

  • 福岡:大みそかと元日なら17,080円から。29日より1万2千円くらい安い
  • 伊丹:29日以外は11,810円から

29日をやめて、31日に来てもらうのも手ですね。

※12月29日を含む年末の運賃は、2026年10月28日にANA公式サイトで検索した結果です。席の残り方で変わります。

7. 当日0時より前に取れる飛行機のシニア割もある

「飛行機のシニア割は当日0時から」というのは、JAL・ANAの話です。ほかの航空会社には、もっと前から予約できるシニア向けの運賃があります。

スターフライヤー「スターシニア」(満65歳以上)

  • 予約開始日から当日まで買える(2027年3月27日搭乗分まで発売中)
  • 路線は羽田〜福岡・北九州・関西(関空)・山口宇部など。大阪は伊丹ではなく関空
  • 年末年始も使える。羽田〜福岡は片道21,230円から。12月25日〜1月3日は26,070円(羽田の旅客施設使用料580円は別)
  • 使用料を足しても、さっきのANAの12月29日の一番安い運賃(29,730円)より安い
  • 予約の変更はできない。出発前に取り消しても運賃の約60%がかかる

スカイマーク「シニアメイト1」(満60歳以上)

  • 搭乗日の前日、朝7時から予約できる(当日0時のJAL・ANAより1日早い)
  • 予約の変更はできない

どちらも席の数には限りがあり、路線や便によっては出ていないこともあります。搭乗の手続きでは、生年月日が分かる公的な書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)を見せます。

8. 私ならこうする

私の答えです。

  1. まず、親の日にちを平日にずらせるか考える
  2. ずらせるなら、新幹線のEX 65+割。日にちを決めて動くなら、1か月前に取れて変更も無料の新幹線
  3. 当日ふらっと行けるなら、飛行機のシニア割が一番安い
  4. 年末年始なら、12月24日に来て、1月6日か7日に帰ってもらう
  5. ずらせない日は、日にちが決まったその日に、マイルの特典航空券と早めの割引運賃を両方探す。特典が取れたらラッキー、取れなかったら割引運賃をすぐ押さえる

年末年始は、シニア割も特典も割引運賃も早い者勝ちです。シニア割が使えないと分かってから慌てても遅いので、日にちが決まったらすぐ動きます。

マイルは円ではありません。同じ1マイルでも、使う日で価値が変わります。年末年始の高い日に基本のマイル数で取れたら、博多なら1マイル3円近く、大阪でも1.5円くらいにはなります。

もちろん、交通費が高いから今年は会うのをやめておく、オンラインで顔を見る、という家族もあると思います。それも一つの形です。この記事は、親に来てもらう、親と一緒に旅行する、と決めたときの私の答えです。

ふだんのカード決済で貯めたマイルを、親孝行に使う。取れたらラッキー、くらいの気持ちで、でも早めに探す。私は、これがマイルのええ使い方だと思っています。

親に伝える3つ

  • ①新幹線のシニア割は平日だけ。 週末と年末年始は使えない。割引も東京〜新大阪で約1割
  • ②飛行機のシニア割は当日0時から。 席が残っていたら新幹線より安い。JALカードがあれば年齢の登録はいらない
  • ③年末年始に来てもらうなら、まず平日にずらせるか考える。 12月24日に来て、1月6日か7日に帰れば新幹線のシニア割が使える。ずらせなかったら、日にちが決まった時点で、私のマイルの特典と早めの割引運賃を両方探す

よくある質問(FAQ)

Q. 50代でも使えるシニア割はありますか?

JAL・ANAのシニア割とEX 65+割は65歳からです。50代向けでは、JALの「JMB G.G WAONカード」が55歳から作れます。入会金・年会費は無料で、会員の間に貯めたマイルの有効期限が、ふつうの36か月から60か月に延びます。入会すると1,000円相当のe JALポイントももらえます。航空会社のシニア向け運賃では、スカイマークの「シニアメイト1」が60歳からです。

Q. EX 65+割は家族の分もまとめて予約できますか?

できません。EX 65+割を使えるのは、乗車日に65歳以上の会員本人1人だけで、一緒に乗る人の分はこの商品では予約できません。親の分は、親本人のスマートEX(またはエクスプレス予約)の会員登録と、EXアプリでのマイナンバーカードの登録が必要です。

Q. 年末年始にEX 65+割を使う方法はありますか?

12月28日〜1月5日は対象外なので、その期間を外します。たとえば12月24日(木)に来て、1月6日(水)か7日(木)に帰れば対象日です。予約は1か月前の朝10時から。席の数に限りがあります。

Q. 自分のマイルで親の特典航空券を取れますか?

取れます。ANAは前もって「特典利用者登録」が必要で、JALは二親等以内の家族なら使えます。会員本人が乗らなくても大丈夫です。ただし特典航空券で乗った親には、マイルは付きません。

Q. 親と自分のマイルを合算できますか?

ANAカードファミリーマイルもJALカード家族プログラムも、本会員と生計を同じにしている家族が対象です(ANAは同居も条件)。生計が別の親は対象外なので、自分のマイルで親の特典航空券を取るのが現実的です。くわしい条件は各社の窓口でご確認ください。

Q. 当日0時より前に取れる飛行機のシニア割はありますか?

スターフライヤーの「スターシニア」(65歳以上)は予約開始日から買えます。スカイマークの「シニアメイト1」(60歳以上)は搭乗日の前日、朝7時から予約できます。どちらも予約の変更はできません。

まとめ

  • JAL・ANAのシニア割は当日0時から。席が残っていれば、大阪も博多も新幹線のEX 65+割より安い
  • EX 65+割は1か月前から予約でき、変更も無料。ただし月〜木だけで、週末・祝日・年末年始(12/28〜1/5)は使えない。割引は東京〜新大阪で約1割
  • だから、親の日にちを平日にずらす。年末年始なら12月24日に来て、1月6日か7日に帰る
  • ずらせない日は、マイルの特典航空券と早めの割引運賃を同時に探す
  • 年末に基本マイルで取れたら、博多で1マイル約2.8円、大阪で約1.5円
  • スターフライヤー「スターシニア」なら、羽田〜福岡は年末年始も前もって予約できる

まずは、親が次に来る日を、平日にずらせるか聞いてみてください。

公式情報・参考資料

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