スカイチケット情報流出でカード情報も|アラフィフが今日やるクレジットカードの守り方と、漏れたときの5つの対処

スカイチケット情報流出でカード情報も|アラフィフが今日やるクレジットカードの守り方と、漏れたときの5つの対処

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どもーいわっさんです!

最近、情報流出のニュースが本当に多いです。ここ1か月だけでも、ローソン、カラオケのビッグエコーを運営する第一興商、ヤマト運輸、日本経済新聞社、阪急・阪神百貨店の会員IDと、名前をよく聞く会社が続きました。

その中で、今挙げたどこよりも件数が多かったのが、旅行予約サイトの「skyticket(スカイチケット)」です。対象はおよそ1,464万件。しかも、最初は「クレジットカード情報は含まれない」と説明していたのが、1週間後に「最大6,140人分のカード情報が流出していた」と訂正されました。

私はスカイチケットを使ったことはありません。それでも、飛行機やホテルの予約でこういうサイトを使う人は多いですし、マイルを貯めている人や修行をしている人なら、なおさらひとごとではないと思います。

この記事では、スカイチケットで何が起きたのかを整理したうえで、カードの不正利用がどうやって起きているのか、普段からできる守り方、パスワードとパスキーの違い、そして漏れたときにやる5つのことを、順番にまとめます。

最終更新:2026年10月25日
※この記事は2026年10月25日時点で確認できた発表・公式情報をもとにしています。調査の結果や補償のルールは変わることがあるため、手続きの前に各社の公式情報をご確認ください。

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この記事でわかること

  • スカイチケットの3件の不正アクセスで、何が漏れたのか(カード情報が後から判明した理由も)
  • カードの不正利用の9割以上が「番号盗用」であること、番号が盗まれる2つのパターン
  • 今日5分でできる、カードの守り方(利用通知・カードを保存しない・タッチ決済)
  • パスワード・スマホが作るパスワード・パスキー・二段階認証の違いと、パスワードを変える順番・まとめておくアプリ(1Password・Bitwarden)
  • 漏れたかもしれないときにやる5つのことと、補償の「60日」の数え方の違い

結論:防げない漏れはある。だから「早く気づく」「番号を渡す先を減らす」「偽サイトに打ち込まない」

先に結論です。

まず一つ目。カードの不正利用は、9割以上が「番号」を盗まれたものです。カードを落とさなくても使われます。

次に二つ目。お店やサイトから番号が漏れるのは、自分では止められません。でも、使われたときに早く気づくことはできます。カード会社のアプリで利用通知をオンにする設定は、5分あれば終わります。

最後に三つ目。もし漏れたら、やることは5つです。順番さえ分かっていれば、慌てなくて大丈夫です。

自分でできること具体的にやること
早く気づくカード会社のアプリで利用通知をオンにする。明細を毎月見る
番号を渡す先を減らす予約・通販サイトにカードを保存しない。タッチ決済やApple Payを使う。使っていないカードを整理する
偽サイトに打ち込まないメールやSMSのリンクから開かない。サイトやアプリは自分で開く
ログインを強くするパスワードはメールから順番に変える。スマホに作ってもらうか、パスキーにする。二段階認証をオンにする

1. スカイチケットで何が起きたのか

10月9日の発表:3件の不正アクセス

スカイチケットを運営するアドベンチャーは、2026年10月9日に、経路の違う3件の不正アクセスを発表しました。

件時期・内容対象
① 一番大きいもの10月2日〜4日の不正アクセス約1,464万件。名前、生年月日、メールアドレス、電話番号、住所、振込のときの名義。うち約413万件にはログインパスワード(そのままの文字ではなく、変換した形で保存)
② 返金先の口座返金先として登録された口座の情報1万7,780件
③ バス予約予約の完了ページが、ログインしなくても見られる状態になっていた約1万2,000件の予約

数字は「漏れた」と「漏れたおそれがある」が混ざっています。この時点で、会社は「当社はクレジットカード番号を保有しておらず」と説明していました。

10月16日の発表:最大6,140人分のカード情報が判明

ところが10月16日、最大6,140人分のクレジットカード情報が流出していたと発表されました。これには私も驚きました。

理由は、古い記録です。2018年に決済のしくみを入れ替えたあとも、昔の会費支払いの変更履歴ログがサーバーに残っていて、それが取られたそうです。カード情報は暗号化されていましたが、元に戻すための情報まで一緒に取得されていて、読み取られるおそれがあるということです。

「カード番号は持っていない」という説明だったのに、古い記録の中に残っていたわけです。最初の発表だけで安心しないほうがいい、というのは、こういうことなんですよね。

対象と中身は次のとおりです。

  • 対象:2017年2月から2018年6月までに、有料会員「skyticketプレミアム」の会費を払うためにカードを登録・利用した人
  • 漏れたもの:カード番号、名義、有効期限
  • 含まれていないもの:裏面のセキュリティコード
  • あわせて流出:プレミアム会員の特典だった福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」の会員IDとパスワード

会社は、ほかの支払いのカード情報が残っていなかったかを引き続き調べています。2026年10月25日時点で、これより新しい発表は確認できていません。

「8年前のカードなら期限切れ」とは限らない

「8年も前のカードなら、もう期限切れでしょう」と思いますよね。

でも、スカイチケット自身が「カードを更新しても、番号が変わらないことがある」と注意を呼びかけています。有効期限が来て新しいカードが届いても、番号は同じということがあります。そのとき登録されたカードを今も持っているなら、番号はまだ生きているかもしれません。

2. 盗まれるのは「カード」ではなく「番号」

不正利用の9割以上は番号盗用

日本クレジット協会のまとめでは、2025年のクレジットカード不正利用の被害額は510.5億円。そのうち475.4億円が「番号盗用」です。

  • 計算:475.4億円 ÷ 510.5億円 = 約93.1%
  • 2026年1〜6月も、206.1億円 ÷ 221.3億円 = 約93.1%

カードを落とした、財布ごと盗られた、という被害はごく一部です。ほとんどは、自分の知らないところで番号が漏れて、ネットで使われています。

番号が盗まれる2つのパターン

パターン例自分で防げるか
お店やサイトから漏れる今回のスカイチケットのような不正アクセス防げない(気づくのを早くすることはできる)
偽のメールやSMSから偽サイトに行き、自分で打ち込む(フィッシング)「お詫びとして返金します」「カードの確認が必要です」防げる

お店の側の対策も進んでいます。クレジット取引セキュリティ対策協議会のガイドラインで、国内のネット通販は2025年3月末までに、買い物のときの本人確認「3Dセキュア」を原則入れるよう求められていました。番号と有効期限だけで買い物をするのは、前より難しくなっています。

ただ、すべてのお店が対応しているとは限りませんし、海外のサイトもあります。「セキュリティコードが漏れていないから大丈夫」とは言い切れません。

3. 今日からできる、カードの守り方

使ったら通知が来るようにする

まずは通知です。カード会社のアプリには、カードが使われるたびにスマホへ通知が来る機能があることが多いです。三井住友カードなら、Vpassアプリの「ご利用通知サービス」がそうです。

私も、三井住友カードはVpassアプリから通知が来るようにしています。自分が使っていないのに通知が来たら、その場で分かります。

明細が届くのはだいたい月1回ですが、通知ならその日のうちに気づけます。このあと書く補償の期限を考えると、通知があるかないかで全然違います。アプリを開いて通知をオンにするだけなので、5分あれば終わります。

番号を渡す先を減らす

一番かんたんなのは、予約サイトや通販サイトにカードを保存しないことです。

私はもう、予約サイトにカードは保存しません。毎回入力するのは面倒ですけど、保存していなければ、漏れる元が一つ減ります。航空券も、JALの公式で買うようにしています。マイルの面でも、そのほうが分かりやすいですしね。

お店で払うときは、スマホのタッチ決済を使います。Apple Payでは、支払いのときにカード番号ではなく、端末ごとの番号と取引ごとのコードが使われ、本当のカード番号はお店に渡りません(Apple プラットフォームセキュリティガイド)。ネットでもApple Payで払えるところはApple Payにすれば、サイトにカードを登録しなくてすみます。私も、ふだんの買い物はスマホのタッチ決済がほとんどです。

カードの表に番号が書いていない「ナンバーレス」のカードもあります。三井住友カード(NL)がそうで、番号・有効期限・セキュリティコードはアプリで確認します。お店で番号を見られる心配はなくなります。

ただし、ナンバーレスでも、ネットに登録した番号が漏れれば同じことです。私もNLを持っていますが、ここは勘違いしないようにしたいところです。

使っていないカードを放っておかない

今回漏れたのは、8年前に登録されたカードです。今は使っていないカードの番号が漏れた、という人もいると思います。

使っていないカードは明細も見ないので、不正に使われても気づくのが遅れます。持っているだけで番号の置き場所を増やしているようなもので、それで年会費まで払っていたら、いいことが一つもありません。

カードの整理のしかたは、年会費の元が取れているかの計算から、解約の前にポイントや引き落としを確かめる順番まで、別の記事にまとめています。
▶ クレジットカード整理のやり方|年会費の損益計算とダウングレードで失敗しない手順

4. カード会社のサイトで使う、パスワードとパスキーの違い

「パスワードは使い回すな」とよく言われますが、何をどう変えたらいいのか迷いますよね。カードでパスワードを使う場面は、大きく2つあります。カード会社の会員サイトやアプリに入るときと、ネットで買い物をするときの本人確認です。

会員サイト・アプリに入るとき

三井住友カードの「Vpass」、三菱UFJニコスの「My Digital Connect」のような、明細を見るサイトです。

方式どういうものか注意点
自分で決めるパスワード自分で考えて入力する誕生日を入れたり、使い回したりしがち。1か所で漏れると、同じパスワードのサイトが全部危なくなる
スマホが作るパスワード新規登録のときにスマホが長いパスワードを提案し、保存してくれる怪しいものではない。次からは顔認証や指紋で自動入力されるので覚えなくていい
パスキーパスワードを打たず、スマホの顔認証・指紋・画面ロックの暗証番号で入る偽サイトでは使えない。ただし、偽サイトでカード番号を打ち込んだら守れない
二段階認証パスワードのあとにSMS・メール・専用アプリの数字を入れるパスワードが漏れても、数字がなければほかの人はログインしにくい

スマホが作るパスワードは、使い回しをやめるうえで一番楽な方法です。

パスキーは、FIDOという標準規格の、パスワードの代わりになるしくみです。鍵がサイトごとに端末の中で作られるので、偽物のサイトではそもそも出てきません。いつもパスキーで入っているのに、急にパスワードを聞かれたら、そこで怪しいと思ってください。

三菱UFJニコスは、2027年春に会員サイト「My Digital Connect」とアプリ「MDCアプリ」のログインにパスキー認証を入れる予定と発表しています。アプリのほうは、パスキーでないとログインできなくなるそうです(公式の「パスキー認証導入のお知らせ」より。詳細はサービス開始時に案内予定)。

JCBの「MyJCB」のように、パスキーを設定するとID・パスワードでログインできなくなるサイトもあります。機種変更の前に、パスキーがiCloudやGoogleのアカウントに同期されているか確認しておくと安心です。

私のカードも、パソコンから入るときは、IDとパスワードのあとに、生まれた年と月か、電話番号の下4桁を聞かれます。でも、生年月日も電話番号も、今回スカイチケットで漏れたかもしれない情報なんですよね。だから、これだけで安心はできません。パスキーや二段階認証が使えるなら、そちらのほうが強いです。

私も、パスキーが使えるサイトでは使っています。顔認証で入れるので、パスワードを思い出さなくていいのが楽です。

「私はロボットではありません」の画面に注意

パズルのピースをはめ込んだり、「私はロボットではありません」にチェックを入れたりする画面がありますよね。あれは人が操作しているかを確かめているだけで、出てきたから安全なサイト、というわけではありません。

しかも、この画面に見せかけた偽物があり、警視庁や宮城県警も注意を呼びかけています。本物は、パズルを合わせるかチェックを入れるだけです。「キーボードでこれを押して、貼り付けて」と言ってきたら偽物です。

ネットで買い物をするとき(3Dセキュア)

もう一つは、さっきの3Dセキュアです。昔は自分で決めたパスワードを入れるやり方が多かったのですが、今は確認が必要なときに、SMSやメールで届く使い捨ての数字(ワンタイムパスワード)を入れる形に変わってきています。カード会社のアプリで「承認」を押す形もあります。

気をつけてほしいのは、買い物をしていないのにこの数字が届いたときです。誰かがあなたのカード番号で買い物をしようとしているかもしれません。その数字はどこにも入れずに、カードの裏の番号でカード会社に連絡してください。

この数字を電話やメールで聞かれても、教えないでください。詐欺です。メールのリンクから開いたページで入れるのもやめてください。

私は、パスワードを変えはじめました

実は私、今回のニュースをきっかけに、パスワードを変えはじめました。スカイチケットは使っていないので、今回は関係ありませんでした。でも、ほかのサイトで漏れたら同じことなので、これを機に見直すことにしました。

スマホのパスワードを保存しているところには、使い回しているパスワードや、漏れたことが分かっているパスワードを教えてくれる画面があります。

  • iPhone(iOS 18以降):「パスワード」App →「セキュリティ」
  • Android:「Google パスワード マネージャー」→「パスワード チェックアップ」

※画面の表示名は、OSのバージョンによって変わることがあります。

全部をいっぺんに変えるのは大変なので、順番を決めて変えるのがおすすめです。

順番変えるところ理由
1メールアドレスパスワードを忘れたときの再設定はメールに届く。メールを乗っ取られると、ほかのサイトのパスワードまで変えられてしまうことがある
2お金が動くところカード会社、銀行、証券会社、スマホ決済
3マイルとポイントJAL・ANA・ホテルのアカウント。お金と同じように使えるので、取られたら痛い
4通販・予約サイトカードを保存しているところから

もう使っていないサイトは、パスワードを変えるより退会してしまうほうがいいです。今回漏れたカード情報も、8年前に登録されたものでした。使っていないアカウントは、使っていないカードと同じで、情報を置きっぱなしにしているだけです。

変えたパスワードは、パスワード管理アプリにまとめる

変えたパスワードをどこに置いておくか、も大事です。

スマホに作ってもらうパスワードは本当に楽です。ただ私の場合、Macや別のパソコンから入ろうとすると、そのパスワードが出てこないことがよくありました。結局どのパスワードだったか分からなくなって、困ることもありました。

そこで私は「1Password(ワンパスワード)」というパスワード管理アプリにまとめることにしました。3Dセキュアの「ワンタイムパスワード」とは別物で、アプリの名前です。

パスワードを預けておく金庫のようなアプリで、長いパスワードを作り、ログインのときに自動で入れてくれる点はスマホと同じです。1Passwordなら、iPhone・Android・Mac・Windowsのどれでも、同じアプリで同じように出てきます。

最初の設定は少し面倒でした。でも一度やってしまえば、1Passwordのパスワード1つで入れます。毎日ログインする場面は多いので、かなり便利になりました。

気をつけたいのは、1Passwordのパスワード(マスターパスワード)を忘れると、1Passwordの会社にも分からないことです。最初に「エマージェンシーキット」というPDFが出てくるので、印刷して大事にしまっておいてください。新しいパソコンで入るときに必要な「Secret Key」も、そこに書いてあります。

アプリ料金向いている人
1Password有料。iPhoneのアプリから申し込むと個人で月800円・年払い8,000円。公式サイトからはドル払い(個人は年払いで月3.99ドル相当。最初の1年は割引あり)で、14日間の無料お試しありiPhone・Android・Mac・Windowsなど、メーカーの違う機器を混ぜて使う人
Bitwarden(ビットウォーデン)無料プランあり(有料のPremiumは年19.80ドル)お金をかけずにパスワード管理アプリを使いたい人
iPhoneの「パスワード」App/Googleパスワードマネージャー無料(最初から入っている)iPhoneとMacだけ、のように同じ会社の機器でそろっている人

※料金は2026年10月25日時点。円はApp Store(iPhoneのアプリから申し込む場合)、ドルは各社の公式サイトの表示です。キャンペーンや改定で変わることがあるので、申し込む前に公式でご確認ください。

私は、おそらく一番メジャーな1Passwordでいきます。でも、どのアプリを使うかより、使い回しをやめるほうが先です。

パスワードは漏れても変えられます。でも、生年月日や電話番号、住所は変えられません。だから、変えられるところだけでも先に変えておきます。

私は大事なところだけ変えましたが、それでもかなり時間がかかりました。全部やるとなると大変です。でも、万が一何か起きたらそっちのほうがよっぽど大変なので、時間があるときにやっておくのがいいと思います。

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スカイチケット(skyticket)の情報流出のニュースを見て、私もパスワードを見直しました。この記事で書いた「1Password(ワンパスワード)」と、記事では詳しく触れていませんが、ウイルス対策のソフトを載せておきます。

↑1Passwordを3年分まとめて買える版です(在庫や値段はリンク先でご確認ください)。私はiPhoneのアプリから月払い(この記事で書いた月800円)で申し込んだので、この3年版とは買い方が違います。すでにアプリや公式サイトで申し込んでいる人は、自動更新を止めずに使うと二重に払うことがあるので気をつけてください。

※ウイルス対策ソフトは、自分のパソコンやスマホを守るものです。スカイチケットのような会社側からの流出は防げません。
※版や値段は変わることがあるので、リンク先でご確認ください。
※無料で使える「Bitwarden(ビットウォーデン)」もあります。iPhoneとMacだけのように同じ会社の機器でそろっているなら、最初から入っているパスワード管理で十分かもしれません。どのアプリを使うかより、使い回しをやめるのが先です!

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5. もし漏れたら、やる5つのこと

それでも、漏れるときは漏れます。スカイチケットに限らず、どのサイトで漏れたときも、やることは同じです。

順番やることポイント
1自分が対象か確かめるお知らせメールやマイページで確認。メールのリンクからは開かない
2パスワードを変える漏れたサイトと、同じパスワードを使っていたサイト。メールから順番に
3カードの明細を見る身に覚えのない請求がないか。小さな金額でも
4おかしいと思ったら、すぐカード会社に電話するカードの裏の番号へ。補償には期限がある
5新しいカードが届いたら、登録を付け替える公共料金・携帯・サブスク・通販など

① 自分が対象か確かめる

会社からのお知らせメールや、サイトのマイページで確かめます。分からなければ、スカイチケットの問い合わせ窓口に聞けます。窓口は、スカイチケット公式サイトのお知らせに載っています。

スカイチケットの場合、本物のお知らせは「info@skyticket.com」から届いています(10月8日19時ごろから順次送信)。違うアドレスから来たメールは、偽物を疑ってください。

スカイチケットも、パスワードの変更はメールのリンクからではなく、公式サイトか公式アプリにログインして行うよう案内しています。違うアドレスやパスワードの入力を求めるメールは、不審なメールのおそれがある、とも書いています。サイトやアプリは自分で開いてください。

② パスワードを変える

漏れたサイトのパスワードを変えます。昔スカイチケットのプレミアム会員で、今もベネフィット・ステーションを使っている人は、そちらのパスワードも変えてください。会社が名指しでお願いしています。

同じパスワードをほかのサイトでも使っていたら、そちらも全部変えます。メールアドレスとパスワードの組み合わせが分かると、ほかのサイトにもログインされることがあるからです。私たち50代、ここはけっこう使い回していませんか。

変える順番は、さっきの表のとおりメールからです。新しいパスワードはスマホに作ってもらうと楽です。パスキーが使えるサイトならパスキーに切り替えるのもありですし、二段階認証もこのタイミングでオンにしておきましょう。カード会社の会員サイトも、同じパスワードにしていたら変えておいてください。

③ カードの明細を見る

身に覚えのない請求がないか、明細を見ます。スカイチケットは、10月以降の明細を確認するよう案内しています。金額が小さくても、身に覚えがなければカード会社に連絡してください。

④ おかしいと思ったら、すぐカード会社に電話する

カードの裏に書いてある電話番号にかけて、カードを止めてもらいます。漏れたサイトの対象者に入っていて心配なら、何も起きていなくても、カード番号を変えてもらう相談ができます。

不正に使われた分は、カード会社が補償してくれることが多いです。ただし、期限があります。

カード会社補償の期限(公式の案内)
三井住友カード不正利用を申告した日からさかのぼって60日前までの利用が対象
JCB該当の請求が載った明細の通知後60日以内の届け出が必要(カード番号が354・355で始まるJCBカード)
提携カード発行している会社のルールを確認(カードの裏面に記載の会社)

同じ「60日」でも、数え始めが違うんです。どちらにしても、明細を何か月も見ていないと、気づいたときには60日を過ぎていた、ということが起きます。補償にはほかにも条件があります。たとえば、家族による利用は、三井住友カードもJCBも対象外です。三井住友カードは、補償を受けるにはカードの停止も必要です。

さっきの利用通知をオンにしておけば、この期限で困ることはまずありません。

⑤ 新しいカードが届いたら、登録を付け替える

番号が変わると、そのカードで払っていたものが止まります。

  • 電気、ガス、携帯電話、サブスク
  • ネット通販に保存しているカード
  • ETCカードや家族カードの扱い(カード会社に確認)

これを忘れると、引き落としができず、支払いが遅れた扱いになることもあります。付け替えるものは、紙に書き出しておくと楽です。

6. 怖いのは、このあと来る連絡

もう一つ、私が気になっていることがあります。

1,464万件のうち、ほとんどの人はカード番号は漏れていません。でも、名前、生年月日、電話番号、住所、メールアドレスがそろっています。本人確認でよく聞かれる情報ばかりです。

だから、このあと来るかもしれないのが、こういう連絡です。

  • 「情報流出のお詫びとして、返金します」
  • 「カードの確認が必要です。こちらから手続きしてください」

名前も住所も合っていたら、信じてしまいますよね。しかも、返金先の口座の情報が漏れた件もあるので、「返金」という言葉には特に気をつけてください。

スカイチケットも、メールや電話でパスワード、カード番号、口座の暗証番号を聞くことはないと、はっきり書いています。

カード会社から「この利用はご本人ですか」という本物の確認が来ることはあります。でも、メールやSMSでカード番号や暗証番号を打ち込ませることはありません。連絡が来たら、そのメールや電話から手続きをせず、自分で公式サイトを開くか、カードの裏の番号にかけ直してください。

2章で書いた「自分で番号を打ち込んでしまうパターン」は、これのことです。

よくある質問(FAQ)

Q. スカイチケットを使ったことがありますが、カード情報も漏れていますか?

カード情報が対象なのは、2017年2月〜2018年6月にskyticketプレミアムの会費支払いでカードを登録・利用した人(最大6,140人)です。ただし、会社はほかの支払いのカード情報が残っていなかったかを調べている途中です(2026年10月25日時点)。名前や連絡先などの約1,464万件の対象かどうかは、お知らせメールやマイページで確認してください。

Q. セキュリティコードが漏れていないなら、悪用されませんか?

言い切れません。国内のネット通販は3Dセキュアの導入が進んでいますが、すべてのお店が対応しているわけではなく、海外のサイトもあります。明細と利用通知で確認を続けてください。

Q. 何も起きていなくても、カード番号を変えてもらえますか?

漏れたサイトの対象者に入っていて心配なら、カード会社に相談できます。カードの裏の番号に連絡してください。番号が変わったら、公共料金やサブスクなどの登録の付け替えを忘れずに。

Q. 不正利用の補償は、いつまでに申し出ればいいですか?

カード会社によって違います。三井住友カードは申告日からさかのぼって60日前までの利用、JCBは明細の通知後60日以内の届け出が条件です。提携カードは発行会社のルールを確認してください。

Q. パスキーにすれば、フィッシングは怖くないですか?

パスキーは偽サイトでは使えないので、ログイン情報を盗まれにくくなります。ただ、偽サイトでカード番号そのものを打ち込んでしまえば、パスキーでも守れません。メールやSMSのリンクから開かないことが基本です。

Q. パスワード管理アプリは、有料のものを使わないといけませんか?

いいえ。iPhoneとMacだけのように同じ会社の機器でそろっているなら、最初から入っている「パスワード」AppやGoogleパスワードマネージャーで十分なこともあります。無料プランのあるBitwardenもあります。私はMacやほかのパソコンでパスワードが出てこなくて困ったので、有料の1Passwordにしました。大事なのは、どのアプリを使うかより、使い回しをやめることです。

Q. スカイチケットを名乗る「返金します」というメールが来ました。

すぐに反応しないでください。スカイチケットは、メールや電話でパスワードやカード番号、口座の暗証番号を聞くことはないとしています。本物かどうかは、メールのリンクではなく、自分で開いた公式サイトのお知らせで確認してください。

まとめ

  • カードの不正利用は9割以上が番号の盗用。お店の側から漏れたら、自分では止められない
  • だから自分でやるのは、気づくのを早くすること、番号を渡す先を減らすこと、偽のメールで番号を打ち込まないこと
  • 利用通知をオンにする。サイトにカードを保存しない。使っていないカードは整理する
  • パスワードはメールから順番に変える。スマホに作ってもらうか、パスキーにする。二段階認証もオンにする
  • 変えたパスワードは、スマホの標準機能や1Password・Bitwardenなどのアプリにまとめる。どれを使うかより、使い回しをやめるのが先
  • ネットの買い物で、身に覚えのない確認の数字が届いたら、すぐカード会社に連絡する
  • もし漏れたら、5つを順番に。「返金します」の連絡には、すぐ反応しない

まずは今日、カード会社のアプリを開いて、利用通知がオンになっているか見てみてください。

公式情報・参考資料

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動画でも話しています

この記事の内容は、YouTubeでも話しています。パスワードの変え方やチェック画面の場所は、動画のスライドで画面つきで見られます。

情報流出のニュースは、どのサイトを使っていても関係があります。補償には60日の期限があるので、気づくのは早いほうが安心です。動画を見終わったら、カード会社のアプリで利用通知をオンにして、メールのパスワードから変えてみてください。

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